プランターでのししとうの栽培方法:初心者にもおすすめの夏野菜

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野菜の育て方

家庭菜園を始めたばかりで、春や夏に何を育てようかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのがししとうです。広い畑がなくてもプランターで十分に育ち、多くの実をつけるため、収穫の楽しさをぜひ体験していただきたい野菜です。最初の成長段階をしっかり管理すれば、その後はほとんど手をかけずに育てることができるため、初心者の方にも特におすすめです。

この記事では、ししとうの栽培方法を詳しくご紹介します。また、しま農研での実際の栽培結果をまとめたレポートもお届けします。この情報をもとに、家庭菜園を始めてみませんか?

しま農研
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ししとうは簡単でたくさん収穫できるので初心者の方にもおすすめ!プランターでも栽培できるのでぜひ挑戦してみてください。

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1.ししとうについて

ししとうは、中南米が原産のナス科トウガラシ属の一員で、15世紀に南米からヨーロッパに渡り、そこから世界各地に広まった野菜です。

このとうがらしは辛さが控えめで、主に「甘み種類」として知られています。そのため、「甘とうがらし」とも呼ばれることがあります。ししとうの仲間には、万願寺とうがらしや甘長とうがらしも含まれており、辛い種類と間違えないよう注意が必要です。

名称ししとう
原産地中南米
分類ナス科トウガラシ属
発芽温度25℃~30℃
生育適温22℃~28℃
プランター10号以上
pHpH6~6.5
収穫まで約2ヶ月

2.ししとうの栽培計画と準備

この章では、ししとうを実際に栽培する前の準備と計画について詳しく解説します。成功への第一歩は、適切なシミュレーションと準備から始まります。

2.1 ししとう栽培のためのプランターの大きさ

2.1.1 ししとうを育てるプランターの選び方

ししとうはプランター栽培に適しており、根詰まりを防ぐためには深さ30cmのプランターが適切です。

しま農研の経験では、さまざまなタイプのプランターで良好な成長が見られますが、特に菜園用の深型プランター(例えば10号サイズ、深さ30cm以上)がおすすめです。

10ℓの土で栽培可能なプランター。通気性も抜群

2.1.2 プランターの選び方のコツ

プランターを選ぶ際は、サイズの「号」や「型」の表記を理解することが重要です。プランターの材質や形状も植物の健康に大きく影響します。

こちらの記事では、プランター選びのコツとおすすめのプランターについても詳しく紹介しています。プランター購入を検討している方は、ぜひこれらの情報を参考にしてください。

2.2 ししとうのプランター栽培カレンダー

ししとうは22~28℃の範囲で最もよく成長します。このため、中間地域では、気温が安定し始める4月下旬から6月上旬に定植するのが最適です。しま農研では、ゴールデンウィークを利用して夏野菜の植え付けを行っています。適切な栽培を行えば、1ヶ月半~2ヶ月から収穫を楽しむことができます。

2.2.1 ししとうのプランター栽培カレンダー

しま農研でのししとうの栽培経験を基に、月別の具体的な作業と成長の様子をカレンダー形式でまとめました。このカレンダーを参照することで、ししとうの成長の進行や、それに伴うケアのタイミングを具体的にイメージすることができます。

なお、このカレンダーに記載されているデータはしま農研での実際の結果をもとにしています。あなたの環境や条件下での栽培時には参考程度にご利用ください。

2.3 ししとうの品種の選び方

2.3.1 ししとうの品種選びのポイント

ししとうには多様な品種が存在し、それぞれに特徴があります。異なる品種を育てることで、栽培の楽しみが広がります。

しま農研が実際に育てたことのある、特におすすめの品種を紹介します。これ以外にも魅力的な品種が多く存在します。自分の好みに合った品種を、園芸店で実際に見て選ぶのも楽しいですよ。

採れたての万願寺とうがらし。お浸しや天ぷらなどにもおすすめ
品種詳細
万願寺とうがらし万願寺とうがらしは京野菜のひとつで、甘みとボリュームがあるのが特徴
甘とう美人ボリュームがあり曲がり果が少ない。低温性に優れている
宝楽奈良県産の大和野菜のひとつ。硬化が遅くやわらかい実を収穫しやすい
紫シシトウ黒紫の実がなるので変わったシシトウを育てたい方にもおすすめ

2.3.1 珍しいししとうの購入方法

ししとうには多くの品種が存在し、ホームセンターでは手に入りにくい珍しい品種もあります。大きな園芸店を訪れて、それらの珍しい品種を探すことも家庭菜園での楽しみの1つです。

しま農研が訪れたことのある、関東地方のおすすめ園芸店は別の記事で詳しく紹介しています。様々な苗を探している場合、その記事も参考にしてみてください。

2.4 ししとうの苗の選び方

ししとうは一般的に苗から育てることがおすすめです。健康で良質な苗を選ぶことは、生育の良さや収穫量に直結し、非常に重要です。

適切な苗を選ぶことで、栽培がスムーズに進み、病害虫のリスクも低減されます。苗の選び方のポイントを以下にまとめた表をご参考にして、最適な苗を選んでください。

選び方のポイント詳細説明
本葉の枚数本葉が10枚以上のものが最適
一番花の存在一番花が咲いているか蕾があるものがベスト
本葉の健康状態色が濃く、病気や害虫被害がない
茎の太さと節間の長さ節間が長い徒長気味の苗はさける。茎が太く節間の短い苗を選ぶ

2.5 ししとうのプランター栽培の土づくり

プランターで使用する土は、適切な管理を行うことで2年目以降も再利用可能です。プランター栽培を始める初心者は、園芸店で売られている野菜用の土を利用すると良いでしょう。

土の再利用にあたっては、まず古い根や残留物を除去します。その後、土の再生材を混ぜ込むことで品質を回復させます。加えて、太陽熱消毒を行うことで土の状態をさらに改善し、病原菌や害虫を抑制することができます。プランターでの土作りの具体的な手順や詳しい情報は、別の記事で詳しく解説しています。

3.ししとうのプランター栽培方法

ししとうの栽培は比較的簡単で、特に初心者にも向いています。成功の鍵は、生育初期の下葉の適切な処理と、こまめな収穫にあります。この章では、ししとうの具体的な育て方を詳しく解説していきます。

3.1 ししとうの定植(プランター)

中間地でのししとうの定植は、4月下旬から6月上旬が最適です。丸型プランターを使用する場合は、中央に1株を定植します。

苗を定植する際の重要なポイントは、根がしっかりと活着することです。以下の手順に従って水やりを行うことで、根の活着を促進し、移植ショックを最小限に抑えることができます。

定植の工程で3回水を与え根の活着を促進しよう!

1.ポットへの水やり

定植の1~2時間前に、ポットにたっぷりと水を与えます。これにより、土が十分に湿り、苗が移植時のショックを最小限に抑えられます。

この際、液体肥料を希釈して使用すると、根の活着がさらに良くなります。

定植の1,2時間前に水をあたえる

2.植え穴への水やり

植え穴を掘った後、その穴にも水をたっぷりと与えます。このステップは、土に十分な水分を確保し、苗が新しい環境にスムーズに適応できるようにするために重要です。

植え穴の深さはポットの高さに合わせて調整し、定植作業を容易にします。

穴を空けて深さを合わるてから定植すると高さを合わせやすい

3.定植後の水やり

覆土をした後、再度たっぷりと水を与えます。この水やりは、土と根が密接に接触することを促し、根の活着を助けます。

苗をポットから取り出す際は、根を傷つけないように慎重に行います。

定植後は、仮支柱を立てて麻紐等で苗が強風で倒れないように誘引します。

定植したらたっぷり水をあたえて仮支柱をたてる

3.2 しししとうの下葉の摘み取り(プランター)

ししとう栽培において、生育初期の管理が非常に重要です。特に、下葉の摘み取りは、成長において重要な役割を果たしますが、正しいタイミングで行うことが肝心です。下葉とは、一番花より下に位置する葉のことを指します。

しま農研の方法では、下葉を一度にすべて摘むのではなく、段階的に摘み取るアプローチを採用しています。最初に脇芽を摘み取り、その後、適切な時期が来たら下葉をすべて摘む手順です。

一番花より下にある葉は全て摘み取る。タイミングを見極めよう!

3.2.1 下葉のわき芽を摘み取る

ししとうが一定の成長を遂げた段階で、一番花より下の葉のわき芽を摘み取ります。わき芽とは、葉と枝の間から生える側枝のことで、これを摘むことによって植物が余計なエネルギーを使うことなく、健全な成長を促進します。

植え付けから約2~3週間後が、わき芽を摘む適切なタイミングです。

定植から2~3週間後にわき芽を摘み取る

3.2.2 下葉を摘み取る

ししとうが十分に成長し、一定の大きさに達したら、一番花の下にある全ての葉を摘み取ります。この作業は、株のエネルギーを実の成長に集中させ、通気性を向上させるために重要です。

しま農研の経験から、下葉を早すぎる段階で摘み取ると植物の光合成能力が低下し、成長が妨げられることがありました。そのため、光合成を行う葉が十分に育つまで待ち、具体的には苗が写真で示されるくらいの大きさになった後に摘むことを推奨します。

ある程度成長したら、下葉を全て摘み取る

3.3 ししとうの支柱立て(プランター)

ししとうの成長に伴い、植物が重くなると根元の折れや倒れるリスクが高まります。このリスクを防ぐために、支柱立ては必須の作業となります。

支柱は植物を支え、全体の安定性を向上させます。ししとうは下葉を整理した後、上部の葉が横に広がることで風の影響を受けやすくなるため、適切な支柱立てが特に重要です。

支柱は120cm程度の長さの支柱を1本用意しよう

3.3.1 ししとの支柱立てのタイミング

ししとうが一定の大きさに成長したら、120cm程度の長さの支柱を準備します。この時点で本支柱を設置し、植物の安定を図ります。

植物が横方向に成長するにつれて、麻紐などを使用して植物を誘引し、追加の支柱でさらに安定性を高めます。これにより、風やその他の外部影響から植物を守り、ダメージを最小限に抑えることが可能です。

支柱はししとうを強風から守ってくれる

3.4 ししとうの収穫(プランター)

ししとうは、小さな実が次から次へと実るため収穫の楽しみを存分に楽しめます。このセクションでは収穫のポイントについて解説していきます。

早め早めに収穫するのが、ししとう栽培を長く楽しむコツ

3.4.1 ししとうの収穫のポイント

ししとうは、未熟な状態で収穫するのが一般的です。株に余計なストレスをかけずに多くの実を収穫するためには、こまめな収穫が非常に重要です。

品種にもよりますが、一般的に実が約7cm程度になった時が収穫の適切なタイミングです。完熟すると実はトウガラシのように赤く変色し、辛みが増すため、収穫のタイミングを見極めることが重要です。

たくさん実がなるので早めに収穫するのがポイント

3.5 ししとうの水やり(プランター)

3.5.1 暑さを避けた水やりのタイミング

ししとうは比較的水を多く必要とする野菜です。特に成長した夏は水分の要求も多く水切れしやすくなります。また、プランター栽培の場合、土の乾燥が早いためこまめな水やりが必要です。

真夏などの高温期には、暑さを避けて朝や夕方に水やりをすることで、根のダメージを最小限に抑えることができます。この時間帯の水やりが、ししとうの成長のためにおすすめです。

水切れしたししとう

3.6 ししとうの追肥(プランター)

3.6.1 追肥のタイミング

ししとうやトウガラシの追肥は、6月上旬ころに最初の追肥をはじめます。その後、2週間ごとに追肥を行います。

また、花が咲いてもすぐに落花してしまう場合や、実が全く成長しない場合、実が小さいうちに柄が黄色くなり枯れ落ちる場合などは肥料切れのサインですので、適切なタイミングで追肥を行いましょう。

3.6.2 追肥作業の向上

追肥は植物との対話とも言える作業で、正しい方法を見つけるためには経験と観察が必要です。植物の細かな変化に注意を払い、追肥の技術を磨くことで、野菜とのやり取りがより楽しく、生産的なものになります。

追肥に関するさらに詳しい手法や考え方については、しま農研の別の記事で詳しく解説しています。現在も追肥に関する研究を続けているため、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

4.しま農研のプランターでのししとう栽培:実践編

しま農研では、ししとうのプランター栽培に関する実践を進めており、独自の試みや遭遇するトラブルについて探求しています。この章では、その栽培の実際の様子を共有し、あなたがししとう栽培を行う際の参考になることを目指します。

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ししとう、毎年色んなシシトウを育ててきました!しま農研は万願寺トウガラシががお気に入りですが、珍しい紫シシトウを育てた時のこともレポートしています。

4.1 ミニトマトプランター栽培の観察記録

しま農研でのミニトマトのプランター栽培は、日々の観察に基づいてその成長プロセスをリアルタイムで記録しています。これにより、効果的な栽培方法を継続的に改善し、最適な技術を見つけ出す試みが進行中です。

これらのししとうの観察記録を、あなたが自身の栽培で生長比較などの情報源として参考にしてください。

4.2 ししとうのプランター栽培レポート

しま農研ではししとうのプランター栽培の過程を実際に観察し、「ししとうのプランター栽培レポート」として詳細にまとめています。このレポートには、月ごとの成長記録や日常のケアの様子が含まれています。これにより、あなたの栽培の参考や目安としての活用ができるようにしています。

家庭菜園には多くの疑問や課題が存在します。そのため、しま農研はこれらの疑問や課題に対して実際の検証や考察を行っております。例えば、ししとう品種による成長や収穫の比較など失敗した実例を含む多岐にわたるテーマについてレポートしています。

5.まとめ

この記事を通して、プランターを使ったししとうの栽培に関するあらゆる情報を包括的に提供しました。特に、プランター選びのポイント、効果的な栽培計画の立て方、そして実際の栽培プロセスについて、詳細にわたって解説しました。また、しま農研で実際に育てたししとうの栽培レポートを共有しています。

ししとうは、広い畑がなくてもプランターで豊富な収穫を得られる野菜です。初期成育に注意を払えば、その後は比較的少ない手間で栽培でき、家庭菜園初心者にも適しています。この記事が、ししとう栽培に興味を持つ方々の役に立てば幸いです。

また、しま農研では多様な野菜の栽培方法を紹介しており、それらの記事は50音順で整理しています。どの野菜に興味を持っているかに関わらず、必要な情報を簡単に探すことができます。ぜひとも、これらの情報を参考にしてみてください。

読んでいただきありがとうございました!

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