プランターで、初めて春夏野菜を育てたいけど何がいいかと悩んでる方もいるのではないでしょうか。シシトウは畑のように大きなスペースがなくてもたくさん実が採れるのでプランター栽培にもおすすめの夏野菜です。
初期成育さえしっかりしておけば比較的世話をかけずとも、安定して育てられるので私も毎年育てている野菜です。
・シシトウの育て方を知りたい
目次
1.ししとうと万願寺トウガラシ
ししとうは、ナス科トウガラシ属の中でも辛みの少ない野菜です。トウガラシは辛いというイメージがあると思いますが、万願寺とうがらしや甘長とうがらし等はししとうと同じような味で、名前はトウガラシですがししとうと育て方についてもほぼ同じです。
辛いトウガラシとは違いますので、ししとうを育てたい方はこちらの品種もおススメです。
・万願寺とうがらしや甘長トウガラシはししとうと味や育て方は似ている
2.ししとうの栽培方法
2.1 ししとうの定植はできれば一番花をついた苗で
1.苗を買う時は一番花やつぼみのついた苗を買うと育てやすいです。
2.5月晴れた日の午前中に根を崩さないように植え付け水をたっぷりあげます。
3.割りばし等で仮支柱を立て、茎と支柱を紐で結びます。(支柱は斜めにすると安定します)


2.2 ししとうの支柱立てをして強風対策
1.株が成長してきたら本支柱を立てる。(定植から2週間後位)
2.横に広がると安定が悪くなるので、何箇所か紐で誘引したり支柱を増やします。

2.4 ししとうの下葉かきをして初期成育を成功させる
ししとうは初期成育が大事になります。下葉のかき取りタイミングさえ間違えなければ、後は追肥や水やりのみで家庭菜園で育てるには十分な実を収穫できます。ここでいう下葉は一番花より下の葉っぱのことをさします。
私の場合は、光合成も意識して一気に下葉をかきせず、脇芽を先にかき取りして少したってから下葉を全てかき取る手順にしています。
・一番花より下の葉は取り除いていきます。
2.4.1 下葉の脇芽かき
株がある程度育ってきたら、下葉の脇芽をかき取ります。株の成長によりますが、大体植え付けから2週間くらいが目安です。


2.4.1 下葉かき
株が大きくなり光合成できる葉っぱが十分出そろったら下葉をかきとります。目安は定植から1ヶ月後くらいです。



2.5 ししとうの水やりと追肥は多めがおすすめ
1.シシトウは肥料を多めに与えます。定期的に追肥します。
2.ししとうのプランター栽培は水が切れると分かりやすくしょぼんとします。切れないようにこまめにあげましょう。
・花が咲いても落花してしまう場合や実がぜんぜん生長しない時
・実が小さいうちに柄が黄色くなって枯れ落ちる


2.5 ししとうのこまめな収穫が一番の多収のコツ
ししとうは未成熟のものを収穫する野菜です。たくさん収穫するのは若取りが一番で品種によりますが7cm位を目安に摘み取ります。放置しておくと実に栄養が取られてしまうので、後の成長や実のなりに影響します。放置しておくトウガラシのように赤くなり辛くなります。

3.まとめ
ししとうは、育てやすい野菜で実もたくさん採れるので初心者の方にもおすすめしたい野菜の1つです。他にもプランターで育てるのにおすすめな野菜の育て方についてはこちらにまとめていますので参考にしてみてください。
読んでいただきありがとうございました!
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