手軽にはじめる家庭菜園!プランターでのしそ(大葉)の栽培方法

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野菜の育て方

しそ(大葉)は、料理でも使う場面の多い植物ですよね。育てやすくスペースもあまりとらないうえに手間もままりかからないので家庭菜園初めたばかりの方でもおすすめしたい植物の1つです。

家庭菜園で使う分だけを収穫したいということであれば水やりだけ気をつけてある程度放置しておいても十分ですが、摘心作業や追肥等少しの知識があればさらにたくさん収穫することができます。手間をかけて育てた植物は味も思い入れもあって楽しめます。

今回はプランターでのしその育て方のポイントについて記事にしていますので、育てようと思っている方は参考にしてください。

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1.しそ(大葉)について

大葉の原産地は、諸説ありますがヒマラヤから中国南部で縄文時代には日本に伝わっていたそうです。日本でも古くから使われている馴染みの深い和ハーブです。大葉とシソと呼び方が色々ありますが、同じ植物のことをさします。

名称大葉(シソ)
原産地ヒマラヤ・中国南部
分類シソ科シソ属
発芽温度20~25℃
生育適温20~25℃
プランター標準型
pHpH6.0~6.5
収穫まで約1ヶ月半

2.プランターで育てるしその栽培方法

2.1 しそのプランターの大きさ

しそは育てて方によりますが、1株を立派に育てたい時は8号プランターで深さが20cm位がよいでしょう。しそは、環境に強い植物なので食べたい分だけ育てたいて感じでしたら、標準型の横型プランターでも十分育ちます。

標準プランター3株で食べきれないほどのシソが育ちます。
1株をじっくり育てるのも楽しい

2.2 しその栽培計画

2.2.1 しその種まきは中間地では4月~5月位がベスト

しその発芽温度は20~25℃です。日照が少ない6月頃には株はある程度育てておきたい感じがあるので4月~5月位に種まきをおこないましょう

2.2.2 土づくり

初めてプランター栽培を行う方は園芸店などで売っている野菜用の土を買うと安心です。2年目以降も適切な処理をおこなえば再利用できます。再利用方法はこちらの記事にまとめています。

2.3 しその種まき

しそを育苗ポットで作るのもよいですが、直播で間引きしていく方が初心者的には楽かもしれません。ずぼらしま農研は、点まきで3~5粒ほどまいて元気がよさそうな芽を残して育てています。

しその種て1袋にたくさん入っているので正直使いきれません。色んなまき方を試してみるのもおもしろいかもしれません。2年目以降はこぼれ種から庭からでてきたしそを移植したりして育てたりもしています。

プランターに育てたい場所を点まきするのもおすすめ
砂利からでてきた去年のこぼれ種。シソのように強くなりたい。。笑

2.3 しその剪定方法

しそは家庭菜園で育てる場合は、剪定作業をそこまで気にしなくてもある程度収穫できるためしま農研は放置栽培で育てることもあります。

収穫数を増やしたり形を綺麗に整えたりするのに剪定作業を覚えておくと、少々手間はかかりますが新たな楽しみ方もできるので挑戦してみるのもよいでしょう。

2.3.1 しその収穫量を増やす摘心作業

草丈が30cm位、茎が5節以上伸びたら主茎の先端を摘み取ります。先端を摘み取るとそれ以上上に伸びなくなりわき芽が伸びてきます。わき芽は主茎より茎のの数が多いため葉の数も増えて収穫量の増加が見込めます。

2.3.2 しその穂がでてきたら摘み取る

しそはある程度大きくなってきたら穂がでてきます。穂ができるとそれが花になり最後には種になります。植物は種まで育てると、その役割を終えて枯れてしまいます。収穫を長く続けるには穂になったものは摘み取ります。

2.4 しその収穫

葉物野菜は使う時に収穫できるのもいいところです。

しそは6月後半頃、本葉が10枚以上になったら収穫していきます。収穫は下の方からやわらかい芽を摘み取っていきます。摘み取りの際は、葉を触れずに茎を持つようにすれば取りやすいです。難しい場合は園芸はさみを使ってもよいでしょう。

基本は下から順々に収穫していきますが、株が大きくなってきた頃には使い切れないくらいの葉がでてくることがあります。込み合うと生育にあまりよくないため摘心してりして調整するのもよいでしょう。

2.5 しその水やりと追肥

2.5.1 しその水やり

しそは乾燥が苦手のため、表面の土が乾いたら水を与えるとよく育ちます。プランターは特に水が切れやすいので気をつけましょう。

また、真夏等に葉が乾燥するとハダニの被害にあいやすくなります。水やりのさいは葉にも水をかけてあげて防止します。

2.5.2 しその追肥

しその追肥の時期的タイミングは元肥がきれてくる草丈が20cmくらいになった頃から月に1,2回肥料を与えます。ただし、時期における追肥は肥料過多や肥料不足になるためしそを観察して与えていくやり方もあります。

アブラムシがつきすぎていたり、葉の色が濃すぎる時は肥料過多の可能性があります。生育が悪かったり葉の香りが弱くなった場合は肥料不足の可能性があります。

また、株本に肥料を与えると肥料やけという状態がおこる可能性があるためプランターの場合はふちに施す方がよいでしょう。

2.6 しその日当たり

しそは日当たりがよく風通しのよいところを好みますが、半日陰でも育てることが可能できます。半日陰で育てたしそは葉が柔らかく育ちますので好んでこちらで育てる方もおられます。

また、夏の暑い日差しには弱く葉焼けをおこしてしまう可能性もあるので半日陰に移動するのもよいでしょう。

2.7 しその種とり

しその種を採っておくと来年も育てることができるためおすすめです。大葉の種はしその実から収穫することができます。収穫最後に種とり用に実まで育てて収穫します。

収穫した実をしっかり乾燥させます。乾燥させた実を新聞紙や紙の上でたたくと落ちてきます。収穫した種を袋にいれて湿気が少ない場所で保管します。

3.2023年しそのプランター栽培観察記録

自分で育てているしそがしっかり育っているか心配になることありますよね。しま農研でも今年もしそを育てています。観察記録をつけてリアルタイムに更新しています。

あなたのしそと成長の具合を比較にしてよろしければ参考にしてください。一緒に家庭菜園楽しみましょう!

4.まとめ

今回はしその育て方についてまとめていきました。しそをたくさん収穫するポイントはある程度成長した時点で一度摘心をし、穂等は随時摘み取っていくとよいかと思います。

プランターで育てる野菜や植物は他にも色々あります。こちらの記事ではしま農研的おすすめプランター野菜をまとめていますのでよろしければチェックしてみてください。

読んでいただきありがとうございました!

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