ハーブを育てたいけどハードル高そうと感じることはないでしょうか。あまり世話をかけずに育ってくれるのがバジルになります。何気に買うと高いバジルですが、2株育れれば使いきれない位の収穫があるんじゃないでしょうか。
バジルは、色んな料理のアクセントにばっちりで使い勝手のいいハーブです。料理する時に少し摘んで使うことができるのが家庭菜園の魅力です。ハーブの王様としても有名なバジルはナス科とも相性がよく害虫忌避としても期待ができます。今回はバジルの育て方について記事にしていきます。
1.バジルの成り立ちを知って栽培する
バジルの原産地はインドからインドネシア半島にかけての地域で、ヒンズー教徒の間では神にささげる高貴な植物とされていました。後に、ヨーロッパに伝えられ各地に広められイタリア料理などでもなくてはならない植物になりました。
シソ科メボウキ属になります。メボウキの由来は諸説ありそうですが、バジルの種子を水に浸すと膨張し表面がゼリー状になり、それで目に入ったごみを洗浄していたというとこから、目を掃除する「目ぼうき」と称されるようになったという話があります。
熱帯出身の植物のため寒さにはあまり強くなく日本では越冬は難しい植物になります。
2.バジルはコンパニオンプランツにも最適!
バジルはナス科やアブラナ科のラデッシュなどと相性がよく、ウリ科は相性が悪い野菜が多いそうです。
バジルの香りはアブラムシやニジュウヤホシテントウ等の害虫を遠ざける効果があります。また、水分をたくさん必要とする植物になため、ある程度乾いた状態を好むトマト等とはそういった意味でも相性は抜群です。
コンパニオンプランツにする場合は、強い野菜になるため他の野菜の成長を阻害しないように注意すことが必要で、摘心や早めの摘み取り等を意識します。
3.バジルの植え付けまでの栽培方法
3.1 バジルの種まき時期はいつ
バジルの種の発芽は20℃以上の温度が必要なです。4月下旬〜5月頃の遅霜が心配ない時期が蒔き時です。土は上から被せる程度かけます。暗すぎると芽がでないことがあります。
3.2 バジルの間引きのタイミング
バジルは本葉が10枚位になれば植え替え時期になります。それまでは適切に間引きを行います。本葉が2,3枚増えた時点で葉っぱかわ触れ合わないように間引きし、8〜10枚になるころはかぶかんが20cm〜30cmほどあけるようにします。
3.3 バジルの植え付け
株間は30cm〜45cm程度開けて植え付けます。植え付けたら水やりをし土と根が密着するようにします。
4.バジルの植え付け後の栽培方法
4.1 バジルの摘心
コンパニオンプランツでバジルを育てる場合は背丈が高くならないように、こまめな摘心収穫作業が必要です。ナスより大きくらならいように調節します。最初は下の3節を残して摘心します。真んを切ると両隣にある脇芽が育ちます



4.2 収穫
一番てっぺんの葉を4枚位ハサミで切ります。切った下の脇芽から新たな葉がでてきます。肥料を施せば長い間収穫することができます。若い葉が小さくなったり黄色なったら肥料不足のサインです。


5.まとめ
バジルはある程度放置していても育っていきます。剪定をもう少しうまくなって形のいいバジルを育てる挑戦も今後していきたいなと思います。昨年はナスのコンパニオンプランツとしてバジルを育てましたがトマトとも相性のいいバジル。春夏野菜におすすめのコンパニオンプランツはこちらにまとめていますので参考にしてください。
読んでいただきありがとうこざいました。
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