家庭菜園ですと狭いスペースの中に色んな野菜を育ててみたいですよね。コンパニオンプランツを知ると色んな野菜を育てるこことができます。
野菜にはそれぞれ近くに植えるといい影響を与える組み合わせがありこのことをコンパニオンプランツといいます。野菜にも相性があって、共生していくことでお互いが影響しあい育ちがよくなったりする効果もあり、狭いスペースでやる場合、試してみて損はない!方法だと思います。
自然界では同じ植物しか生えてこないところはないですし、よく考えると理にかなってるかもしれません。組み合せの理由には諸説ありますので科学的に判明してない組み合わせもあったりしますが、そこに自然界の奥深さを感じます。
・コンパニオンプランツの組み合わせの理由を知りたい。
・春夏野菜のコンパニオンプランツを知って収穫品種を知りたい。
目次
1.コンパニオンプランツのメリット
相性がいいと言っても様々な理由があります。代表的なものを上げていきたます。これを理解しながら自分なりに野菜を配置していくと、家庭菜園の面白さが更に増えると思います。
2.1 空間の有効活用(パクチー、ニラ等)
家庭菜園では畑のような大きなスペースではありませんし、野菜に合わせて畝立ても難しかったりします。限られたスペースでなるべく色んな植物育ててみたいという方にはぴったりです。
単にスペースを有効活用するだけでなく育成時期を調整したり、植物の高さの違いを利用したり色んな組み合わせがあります。

2.2 害虫忌避(マリーゴールド、バジル等)
害虫には結構色んな場面で悩まされるます。虫は匂いや色を目当てに好む植物に近づき、そこに別に香りの強いものとかを植えると混乱して目的を失ったりするそうです。
また、アブラムシに対しててんとう虫とか天敵になる動物を引き寄せる効果のある組み合わせもあります。

2.3 病気予防(ニラ、ネギ等)
ネギ類の根には共生する微生物が抗生物質を出して、ウリ科やナス科などの土壌病害の原因となる病原菌を減らす効果があります。その他にもムギ等を利用してうどんこ病等の被害を抑制する方法等もあるそうです。

2.4 生育促進(エダマメ、落花生等)
異なる種類の野菜を植えると、草丈が大きくなったり、収穫か増えることが増えたりすることがあります。要因には諸説ありますが、混植により適度なストレスが与えられ強く育つ説は説得力かあるなと思いました。マメ化の植物等は微生物の働きで土が肥沃になり、育成が促進されます。

2.5 家族受良(マリーゴールド、ナスタチウム等)
庭で野菜を育てる家庭菜園の場合、毎日、自分以外の人も目にする箇所になります。色んな花が咲いていたり見ためかよい感じだと、管理してる自分も楽しい気持ちになりますし、他の人も豊かな気持ちになってくれるかもしれません。マリーゴールドやナスタチウム等の園芸定番の花関連でもコンパニオンプランツになるものもあります。

3.相性の悪い組み合わせ
相性がいい組み合わせもあるということは悪い組み合わせもあります。なぜ悪いのかということを知っておくことも大事です。
3.1 同じ科の混植
害虫は似た野菜によりやすい。同じ科の植物には害虫が集まりやすくなってしまいます。お世話の仕方が似てるためそれにまさるメリットもありますし、連作障害も意識するとなかなかセパレートは難しいかもですが意識したところです。
3.2 根の張り方な似てる野菜
見える場所ならなんとなく混んでることも分かるのですが、根っこも植物にとって大事な機能。同じような張り方をしてしまうと取り合いが悪くなってしまいます。植物の根っこについても、少し意識したいところです。
3.3 肥料が過多な野菜
お互いに養分をたくさん吸収しなくてはならないと養分を取り合いどちらかが負けてしまうおそれがあります。ナス科やトウモロコシ等はそういった意味であまり相性がよくないそうです。
4.ナスを中心にしたコンパニオンプランツの植え方
上記のことを踏まえて、ナスを中心にコンパニオンプランツの定植例になります。実際こちらで栽培してみましたが、結果はいい感じでした。もしよかったら参考にしてみてください。
5.まとめ
様々な効果があるコンパニオンプランツ。自然の中で生まれる考え方もあっておもしろいですね!調べていくと奥がふかーいジャンルになるので色々自分に合った育て方を試してみるのもよいと思います。
春夏野菜の準備についてはこちらの記事にまとめていますのでよろしければチェックしてみてください。
読んでいただきありがとうございました!
コメント