きゅうりを育てたいけど他にも何か植えていきたいな。と思っている方いないでしょうか。
しま農研では、1畳分のレイズドベッドになるべく色んな野菜を混植できるように作付け計画を立てています。去年ナス科を植えたところにはウリ科の植物を植えていくのですが、今年はきゅうりの地植えに挑戦してみようと思います。
今年のしま農研では、きゅうりとエダマメを中心にコンパニオンプランツを植えた作付け計画を立てていきますので、今年、きゅうりを育てたい方は参考にしてください。
1. メインのきゅうりは2株植える
私の庭のレイズドベッドでツル科の植物を育てる時は作業スペースを確保することを考えると真ん中に向かって斜めに伸ばしていく形がよさそうです。
きゅうりは浅く広く根を伸ばすので40~50cm程開けておく必要があります。今回しま農研では2株植えていく予定です。
2.きゅうりと混植する野菜を考える
しま農研のレイズドベッドは横幅が90cmあるのでコンパニオンプランツ等を利用して色んな野菜を育てるようにしています。きゅうりと相性のいい野菜は何かを考えていきます。
コンパニオンプランツの基本的な考え方はこちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
2.1 エダマメ
豆科の根に共生する根粒菌の働きで、空気中の窒素が固定されて土が肥沃になる効果があると言われています。
エダマメは株間が狭くてもある程度育ち、25cm程開けておけば十分です。今年はきゅうりとサブ主役的なポジションでたくさん植えていく予定です。同じ時期に全てを定植すると収穫時期が被っていまうので、少し時期をずらして定植していこうと思います。
2.2 マリーゴールド
マリーゴールドの根は土の中にいるセンチュウという虫に効くといわれています。中でも根に寄生するとするネコブセンチュウやネグサレセンチュウについて防虫効果や殺菌効果があります。また、マリーゴールドの香りがアブラムシが嫌うため、寄り付きにくくなるといわれています。
マリーゴールドは、たくさんの植物をお助けするお医者さんやガードマン的な役割で重宝します。今年もたくさんお世話になります。
2.3 チャイブ
チャイブは夏の強い光が苦手なのできゅうりの陰に植えるとよく育ちます。また、チャイブの強い匂いは害虫忌避の効果も期待できます。一緒に植えるエダマメとも相性が悪くないうなので、ネギの変わりに植えてみます。
2.4 パクチー
パクチーは料理にもよく使いますし育て方をマスターしたいハーブの1つです。少しづつ採れるようにすると重宝します。
真夏の強い光が苦手なパクチーは直接日光が当たるところで育てると枯れてしまうことがあります。夏になるときゅうりの葉が影になり半日陰にすることで防止します。また、パクチーの匂いは害虫忌避の効果を期待できます。
2.5 パセリ
きゅうりとパセリも相性は悪くありません。乾燥に弱いきゅうりの近くに植えることで自然のマルチの役割を果たしてくれます。また、強い日光が苦手なパセリは半日陰くらいの方がよく育ち、きゅうりの葉が影になる環境に馴染みます。
2.6 ハツカダイコン
ウリ科の葉を食べるウリハムシは、まだ小さいきゅうりの苗にとっては大敵です。キュウリを植え付ける1ヶ月位前、周囲にハツカダイコンをまいておく、辛み成分を含む匂いでウリハムシを遠ざけてくれます。キュウリが大きくなったら収穫し、きゅうりの苗を育てていきます。
3.2023年しま農研のきゅうりを中心にした作付け予定
今年のウリ科のレイズドベッドはきゅうりを中心にしつつも、エダマメをたくさん育てたレイズドベッドにしようと思います。お酒のつまみもたくさん作れそうです。
きゅうりはツルを真ん中に伸ばしていくため日陰がたくさんできそうので、半日陰でも育つハーブ系の植物を育てて楽しみたいと思います。
きゅうりはプランターでは毎年育てていますが、地植えは今回は初めてうまくいくでしょうか。

4.しま農研の観察記録
植え付けが始まりましたらしま農研のブログ実験場でリアルタイムで観察記録をとっていきます。同じような植物を育てている方の参考になれば幸いです。
5.まとめ
今年のきゅうりの作付け計画を考えていきました。しま農研では他の野菜やプランターの作付け計画を立てています。あなたの定植の参考になるかもしれませんので、よろしければ参考にしてください。
読んでいただきありがとうございました!
コメント