ナスと相性のいい野菜:おすすめのコンパニオンプランツ5選

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コンパニオンプランツ

ナスを育てるだけでなく、他のさまざまな品種の野菜も育てたいと思ったことはありませんか?そんなときには、異なる野菜同士がお互いに影響しあいながら成長する「コンパニオンプランツ」の作付けがおすすめです。

ナスは相性の良い野菜が多く、一緒に植えることで賑やかな菜園を作り上げることができます。この記事では、家庭菜園でナスを栽培する際におすすめの相性の良い植物を紹介します。

これによって、ナスだけでなくさまざまな種類の野菜を収穫することができます。 一つの菜園で多様な野菜を楽しむために、ぜひコンパニオンプランツの作付けを取り入れてみてください。

しま農研
しま農研

ナスは夏野菜でも人気の高い野菜ですね。しま農研でも毎年育てています。色んな野菜と一緒に育てるとさらに楽しくなります!よろしければ混植栽培も挑戦してみてください。

こんな時に参考にしてください。

・ナスと一緒に育てる野菜を知りたい
・色んな野菜を育てたいけど何を植えてよいか分からない

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1.ナスと相性のいいおすすめのコンパニオンプランツ

ゴールデンウィークに植え付けた様子。少し寂しい感じしますが
6月中旬にはここまで大きくなります!真夏はさらに成長します。

ナスは高温多湿の東南アジアが原産地で、多様な植物と共存する環境で進化してきました。そのため、他の野菜やハーブとの混植に適しており、相性の良いコンパニオンプランツがたくさん存在します。

コンパニオンプランツとは、異なる種類の植物を一緒に植えることで、お互いの成長を促進し、病害虫のリスクを減らす栽培方法です。この方法では、植物間の相互作用を利用して、土壌の健康を維持し、より豊かで多種多様な収穫を得ることを目指します。

ここでは、ナスと相性の良いいくつかの植物を取り上げ、それらとの組み合わせがナスの生育にどのように役立つかを探ります。これらの情報を活用して、あなたの家庭菜園でバラエティ豊かな野菜を楽しんでみてください。

また、ナスの栽培に関しては、しま農研が提供する育て方ガイドもご用意しています。ナスは剪定の方法を工夫するとより多くの収穫をすることができます。ぜひ参照していただき美味しいナスを育ててください!

1.1 ナスとバジルの組み合わせ:アブラムシ対策

バジルは地植えで植えると使いきれないくらい収穫できます。手間もあまりかからないので余ったスペースにおすすめです

ナスとバジルの組み合わせは、アブラムシから野菜を守る効果があるとされています。バジルの香りがアブラムシを寄せ付けないという説や、バジルがアブラムシを引き寄せるため、一緒に植えている野菜が被害を受けない(バンカープランツ)という説があります。正しい情報を判断するのは難しいですが、しま農研で、実践しましたがバジルでアブラムシ被害にあいませんでした。

バジルは育てやすく、株間をあまりとる必要がないため余ったスペースに植えることがおすすめです。ただし、ナスは肥料を多く必要とするため、株間をある程度空けて草丈が大きくなりすぎないように調整することが重要です。

バジルの栽培方法や活用法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ナスとバジルの相性を活かし、ブラムシ被害を軽減と豊かな収穫を目指しましょう。

1.2 ナスと落花生の組み合わせ:土壌改良とマルチ効果

落花生はナスと同じく栽培期間が長いので最後まで一緒にいてくれる仲間になります。

ナスと落花生の組み合わせは、土壌の質を向上させる上で非常に効果的です。落花生の根には根粒菌が付着し、空気中の窒素を固定して土壌に栄養をもたらします。ナスは、特に養分をたくさん必要とするため肥沃な土を好む性質があり、これにより効率的に吸収できるようになります。また、落花生は地面を這うように広がるため、ナスの根が広がる浅い土層を直射日光から保護する役割も果たします。

落花生の栽培方法や栽培のコツに関する詳細は、こちらの記事で紹介しています。ナスと落花生の相性を活かし、効果的な栽培で豊かな収穫を目指しましょう。

1.3 ナスとニラの組み合わせ:青枯れ病などの病気予防に効果的

ニラは1ヶ月に一度くらい収穫できます。また冬越しもできますのでナスが終わった後は移植しておくのもよいでしょう

ニラは、根に抗生物質を分泌する拮抗菌と共生しています。これらの拮抗菌は、青枯れ病や萎凋病などの病原菌の成長を抑制する効果があり、ナスの健康を守るのに役立ちます。ただし、ネギも同様の効果がありますが落花生とは相性が悪いので、一緒に植える際は注意が必要です。

ナスとニラを一緒に植える際のポイントは、株間を適切に保つことです。根が互いに近いほど、ニラの効果がナスに及びやすくなります。

ニラの栽培方法や詳細については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ナスとニラの組み合わせを試して、より健康的で丈夫な野菜を育ててみましょう。

1.4 ナスとマリーゴールドの組み合わせ:害虫忌避と鮮やかな菜園の実現

マリーゴールドは綺麗な花を咲かせてくるので栽培中には気持ちも癒してくれるのでおすすめです。

マリーゴールドはさまざまな野菜と相性が良く、”植物のお医者さん”とも呼ばれています。花の香りはアブラムシが嫌うといわれていて、アブラムシの被害を軽減することができます。また、マリーゴールドの根からはセンチュウを死滅させる成分が分泌されるため、土壌中のセンチュウの発生も抑えることができます。

さらに、マリーゴールドの花は鮮やかで美しいため、畑を彩り豊かにしてくれます。苗から育てて様々な場所に植えることで、畑全体が一層美しくなるでしょう。

マリーゴールドの育て方や栽培のポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。マリーゴールドの効果を活かして、ナスの栽培を成功させることができます。

1.5 ナスとナスタチウムの組み合わせ:害虫忌避とマルチ効果

ぴりりとからい葉っぱ。花はサラダ等使い勝手が何気によいです。

ナスタチウムは別名「金蓮花」とも呼ばれ、花や葉も食べられるエディブルフラワーとしても知られています。ナスタチウムの花の香りはアブラムシを寄せ付けず、逆に益虫を呼び寄せることもあり、害虫忌避の効果があります。

また、ナスタチウムの草丈は高くならず、横に広がる性質を持っています。これを利用することで、ナスの根を守るマルチング効果が得られます。そのため、畝を立てない菜園スペースやレイズベッドなどのでも効果的に利用することができます。

ナスタチウムの育て方については、こちらの記事で詳しくまとめられていますので、参考にしてみてください。ナスタチウムを活用することで、ナスの栽培にさらなる効果がえらるかもしれません。

2.ナスと相性の悪い組み合わせ

2.1 ナスとトウモロコシ

ナスはたっぷりと日光を必要としますが、トウモロコシは成長するとかなりの高さに達し、ナスに影を落としてしまうため、ナスの生育が妨げられる可能性があります。

2.2 ナスとジャガイモ

ジャガイモは一般的に混植には適していない野菜とされており、ナスとの組み合わせも例外ではありません。両者を同じ場所に植えると、相性の悪さから生育に悪影響が出ることが知られています。

2.3 ナス × トマト

同じナス科に属するナスとトマトは、一緒に植えることは避けた方が良いとされています。これらは似たような害虫を引き寄せやすく、お互いの生育に悪影響を与える可能性が高いです。

なお、栽培スペースに制約がある場合、マメ科の植物を間に挟むことで、生育を助ける可能性があります。このアプローチを試してみるのも一つの方法です。

3.コンパニオンプランツを活用したナスの作付けプラン

コンパニオンプランツを活用した混植栽培において、相性のいい野菜の選定と同じくらいに配置は非常に重要です。ただし、「どのように配置するか」という問いは、多くの家庭菜園愛好家にとって悩みの種です。

こちらの記事では、しま農研で実践している作付けプランを共有しています。また、実際の栽培の様子をレポートにまとめていますのでナスの混植栽培を検討する際はぜひ参考にしてください。

4.まとめ

コンパニオンプランツを活用することで、様々な種類の野菜を育てることができます。この記事では、しま農研がナスとの混植に特におすすめする落花生やニラ、マリーゴールド、ナスタチウム、バジルの5つのハーブや野菜をご紹介しました。それぞれの効果や利点を理解し活かすことでよりよい栽培をすることができます。

菜園を楽しみながら、限られたスペースでも多様な野菜を収穫できるコンパニオンプランツは、家庭菜園の醍醐味です。ナスを中心に他の植物を組み合わせることで、自分好みの菜園を作り上げましょう。

また、コンパニオンプランツに関する基本的な知識やそのメリットについては、こちらの別記事で詳しく解説していますので、家庭菜園を始める際や既存の栽培方法を改善する際の参考としてぜひご一読ください。

読んでいただきありがとうこざいました!

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