サラダてどうしても緑が多くなってしまうので、色のある野菜は重宝しますよね。ナスタイムは花も食べられるエディブルフラワーになります。味も少し甘味があり美味しいですし色んな料理に添えておくと鮮やかな料理になり重宝します。
栽培もそこまで難しくなく、ナス科のコンパニオンプランツとしても有名なので育てている野菜の隣で育てるのもおすすめです。今回はナスタチウムの育て方について調べてみました。
1.ナスタチウムとは
ナスタチウムは南アメリカのペルーやコロンビアを原産とする1年草です。ノウゼンハレン科の植物で別名金蓮花と呼ばれています。草丈は30cm~3mほどありつる性の方がよく伸びます。葉は蓮を小さくしたような姿で花は暖色系のものが多くあります。
和名/英名 | 金蓮花/Nasturtium |
原産地 | ペルー、コロンビア |
分類 | ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属 |
発芽適温 | 15~20℃ |
育成適温 | 10~25℃ |
株間 | 20cm |
2.ナスタチウムと相性のいい野菜(コンパニオンプランツ)
コンパニオンプランツとして相性がいい野菜が多くナス科のナス、ピーマン、トマトやアブラナ科のハクサイ、キャベツ、カブ等があります。
効果としてはアブラムシを寄せ付けなくしたり、てんとう虫を呼んだりするようです。また、横に広がるためマルチ効果も期待できる!かもしれません。コンパニオンプランツな基本的な感が方はこちらにまとめています。
3.ナスタチウムは花が食べれる(エディブルフラワー)
エディブルフラワーとは、毒性のない生で食べられる食用花全般を指し、カリフラワーやみょうが等もその1種になります。
今回のナスタチウムもエディブルフラワーになり花だけでなく葉や茎や種も食用として用いることができます。ピリリと辛いナスタチウムはサラダの味や色合いにアクセントをつけることがきます。マスタードの代わりにサンドイッチにしたりするのもおすすめです。
4.ナスタチウムの栽培方法
4.1 ナスタチウムの種まきは4月上旬
ナスタチウムの発芽温度は15~20℃なので3月下旬から4月上旬頃が種まき時期になります。育成ポットに種をまきます。
嫌光性種子なので1cm位土をかぶせ日陰で1週間程待ちますと発芽します。本葉が2,3枚になったら地面や土に植え替えます。
4.2 ナスタチウムの定植
日当たり、風通しのよい、乾き気味のやせ地を好みます。株間は20cm程開けて根を崩さずに植え付けます。種から育てない人は園芸店で苗も売ってますので探してみましょう。
植え付け時は水をあたえておくと根を活着がよくなり早く土に馴染みます。
2.3.1.苗のポットに水をあたえる
植え付け前の1,2時間前に水をあたえて、根に水を吸わすと活着がよくなります。
この際に液体肥料を希釈してあたえるとより活着します。

2.3.2 植え付ける穴を空けて水をいれて植え付け、最後に水をあたえる
穴を空けて一度ポットをいれてみて深さを試します。根鉢と鉢土が同じ高さになるようにします。深さが整いましたら、根の活着をよくするために開けた穴に水をいれます。
ポットから根鉢が崩れないように丁寧に外し植え付けます。植え付けが終わったらたっぷり水をあたえます。

4.3 ナスタチウムの初期から摘心して株を大きくする
本葉が4枚から6枚程度になったら摘心すると、左右に新しい茎がでるので、株にボリュームを持たせたい場合有効です。
4.4 ナスタチウム花がら摘み
咲き終わった花をそのままにしておくと病気や害虫を引き寄せる原因になります。枯れた花は花首から切り落とします。


4.5 ナスタチウムの収穫
ナスタチウムは葉も花も食べれます。色も数種育てておくと使い分けできるので余裕があれば育てるのもおすすめ。


5.しま農研のゴーヤー栽培記録
5.1 しま農研のナスタチウムの栽培記録
自分で育てているナスタチウムがしっかり育っているか心配になることありますよね。しま農研でも今年もピーマンのコンパニオンプランツとしてナスタチウムを育てています。観察記録をつけてリアルタイムに更新しています。
あなたのナスタチウムと成長の具合を比較にしてよろしければ参考にしてください。一緒に家庭菜園楽しみましょう!
5.まとめ
今回はナスタチウムについて記事にしました。ナスタチウムはどんどん花が咲くので食べれるのは間に合わない程の収穫がありました。
地植えで混植に向いている野菜やハーブは他にも色んな植物があります。こちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
読んでいただきありがとうございました!
コメント