種まき用土もたくさんありますが、実際何を買っていいか分からないことありませんか。園芸を続けていると育苗に興味が出始めてきます。そんな時にぶちあたる疑問だったので、しま農研でも向き合ってみました。
実際、比較してみると各社色んな特徴があっておもしろいです。今回は、しま農研で使ってみた種まき用土についてまとめてみました。これがおすすめ!といえるほどの知識や経験はありませんが色んな土を使った感想もいれていますのでよろしければ参考にしてください。
1.種植え用の土とは

育苗用培土は通常の園芸用土と比べて、育苗培土は種子の発芽や根の成長に適した成分がバランスよく配合されています。また、細かくふるい分けられているため、種子の細かな根や幼い芽が通りやすくなっています。さらに、消毒済みのものが多く、病気や害虫の発生リスクを低く抑えることができるため、安心して育苗を行うことができます。
ただし、育苗培土には栄養分が少なくしているもも多くあるので、発芽後には適切な肥料を与える必要のある土もあるので購入した資材の説明をきっちり読みましょう。
2.種植え用の土の種類
種植え用の土といっても色々あって悩みますよね。しま農研もこれがおすすめ!といえるほどの知識と経験はありませんが、色々使って試してみます。
しま農研で使用している種まき用土をまとめていきます。しま農研的感想もいれていますのでよろしければ参考にしてください。
2.1 サカタのタネ ジフィーミックス 4リットル

サカタのタネさんは園芸している方なら一度は目にしたことがあるメーカーではないでしょうか。110年の歴史と情熱が日本の種苗業界を支えてきたことが分かるホームページもアツいものがあります。古くから世界各国と繋がり種や苗を研究し今も日本に還元してくれています。
ジフィーミックスは主原料は最高級ピートモスで発芽や根の生育を促進。肥料は緩やかな効きめを発揮する窒素・リン酸・カリの肥料成分と、植物の生育に必要な微量要素をバランスよく配合肥されています。
2.1.1 しま農研でも実際に使ってみた。
ジフィーミックスはわりと庭に使っているような培養土に近い印象がする種まき用土です。
4リットル全て使うとだとだいたいこの位の量になります。
こちらでは、マリーゴールド、きゅうり、エダマメの育苗を行っていきます。

2.2 花ごころ さし芽種まきの土 5L

花ごころさんは土・肥料メーカーとして70年の歴史がります。色んな用途にあった土や肥料がありますので園芸している人は一度は必ず目にしたことがある商品があるのではないでしょうか。さし芽種まきの土もその商品の1つになります。
さし芽種まきの土の主成分はバーミキュライト、パーライト、ピートモス、鹿沼土です。特殊なパーライトが配合されていて浸透性に優れています。土の粒子が細かいので小さな種もまきやすいのが特徴です。
2.2.1 ま農研でも実際に使ってみた。
さし芽種まきの土は庭で使っているような培養土と比べるとかなりさらさらしている印象があります。
粒子も細かいので水やり時にも種があまり流れないのもよいところ。
5リットルだとこの位の量の育苗(写真参考)が可能です。
しま農研ではこの土でオクラと花オクラの育苗をしています。

2.3 プロトリーフ さし芽・種まきの土

園芸用土を中心に販売しているプロトリーフさん。YOUTHUBEチャンネルやSNS、二子玉にある園芸店等これから園芸はじめようという人にもリーチしていてしま農研も楽しませていただいてます。カルビーとコラボのポテトチップスの袋みたことありませんか?そちらもプロトリーフさんの商品です。
さし芽・種まきの土の主成分は赤玉土、鹿沼土、ピートモス、軽石になります。保水性がよい配合は発芽を助けてくれます。粒子も細かいので、小さな種も流れにくくなっています。また、安全な初期発根を促すため肥料成分が加えていないそうです。
2.3.1 しま農研でも実際に使ってみた。
さし芽・種まきの土は、ちょうど上記2つの中間位の印象で培養土ほど土ぽいて感じでもないです。水まき時に水を吸い込んでいる感じがあるのでよく育ってくれそうな気がします。
こちらは14リットルの袋を買いましたがセルポット2つにポット10個くらいの育苗をしてもまだ余っています。
しま農研では、こちらの土を使ってパクチーや朝顔、エダマメを育苗しています。

3.育苗の様子も記録:しま農研観察記録場
3.1 2023年の春夏野菜の観察記録
しま農研ではブログで野菜の観察場を作っています。苗作りについても観察しています。こちらに2023年版しま農研の春夏野菜観察記録をまとめていますのでよろしければ参考にしてください。
4.まとめ
今回は、今年使った、サカタのタネ、花ごころ、プロトリーフの種まき用土についてまとめていきました。各社主原料もそれぞれで特徴がありました。結構、土の粒子の細かさが違うのも特徴的で細かい方が、播種が楽な印象がありました。育てる種によって使い分けるのもいいかもしれませんね。
育苗についてはこちらの記事でもまとめていますのでよろしければ参考にしてみてください。しま農研もまだまだ勉強中です。疑問に思ったことは補強もしていきますのでよろしければ参考にしてくださいね。
読んでいただきありがとうございました!
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