ミニトマトを育てていると、
「わき芽って全部取った方がいいの?」
「1本仕立てと2本仕立ては何が違うの?」
「支柱はどんな立て方が育てやすい?」
など、
支柱の立て方や枝の伸ばし方で迷うことがあります。
本やネットを見ていても、
1本仕立て・2本仕立て・多本仕立てなど、
さまざまな方法が紹介されていて、
最初はどれを選べばよいか分かりにくいこともあります。
しま農研でも、
支柱の立て方を変えながら、
いろいろな仕立て方を試して栽培しています。
また、
仕立て方によって、
わき芽かきや枝・葉の整理方法も変わってきます。
この記事では、
ミニトマトの支柱の立て方や、
1本・2本・多本仕立ての違い、
わき芽かきの考え方について、
しま農研での栽培写真も交えながら紹介していきます。

トマトは支柱の立て方変えるだけで
育つ姿が一気に変わって見えます
1.ミニトマトの支柱と仕立て方
ミニトマトは、
支柱の立て方や枝の伸ばし方によって、
育つ姿が大きく変わります。
コンパクトに育てやすい方法もあれば、
枝を広げてたくさん収穫を目指す方法もあります。
また、仕立て方によって、
わき芽の剪定方法や管理のしやすさも変わってきます。
しま農研でも、
・あんどん支柱
・直線支柱
・ネット支柱
などを使い、さまざまな方法を試しながら栽培しています。
ここでは、
しま農研で実際に育てている支柱の立て方や仕立て方を紹介していきます。
1.1 あんどん支柱

あんどん支柱は、
リング状の支柱を使いながら、
ミニトマトをコンパクトに育てやすい支柱の立て方です。
プランター栽培との相性がよく、
ベランダ家庭菜園などでもよく利用されています。
支柱の中に枝を広げながら育てることができるため、
風で倒れにくく、
枝を支えやすいのも特徴です。
しま農研でも、
プランター栽培ではよく利用している支柱のひとつです。
仕立て方と注意
あんどん支柱は、
1本仕立てや2本仕立てとの相性がよい支柱です。
枝を広げながら育てやすい一方で、
枝数を増やしすぎると、
誘引などの管理が大変になることもあります。
また、枝が混み合いやすくなるため、
風通しを見ながら、
わき芽や葉を整理していくことも大切です。
1.2 直線支柱・らせん型支柱

直線支柱は、
1本の支柱をまっすぐ立てて育てる、
シンプルな支柱の立て方です。
ミニトマトの主枝を上に伸ばしながら育てるため、
枝の管理や誘引がしやすい特徴があります。
支柱がシンプルな分、
風通しを確保しやすく、
わき芽の整理もしやすいため、
初心者でも管理しやすい育て方のひとつです。
仕立て方と注意
直線支柱は、
1本仕立てや2本仕立てとの相性がよい支柱です。
シンプルな構造のため育てやすく、
風通しのよい環境を作りやすいのが特徴です。
一方で、
ぐんぐん成長していくため、
草丈がかなり高くなることもあります。
仕立てる本数によって、
草丈や枝の広がり方も変わってくるため、
1本仕立てか2本仕立ては、
管理のしやすさを目安に選ぶのもおすすめです。
1.3 ネット支柱

ネット支柱は、
ネットに枝を広げながら育てていく支柱の立て方です。
枝を横にも広げやすいため、
地植え栽培や、
コンパニオンプランツを活用した混植栽培で
育てる場合にも相性がよい支柱です。
きゅうりなどのウリ科の植物のように、
ネットに枝を固定しながら管理していく育て方です。
また、枝を自由に広げながら育てることで、
トマト本来の姿に近い形を見られるのも魅力のひとつです。
仕立て方と注意
ネット支柱での栽培は、
多本仕立てがおすすめです。
枝をたくさん伸ばしながら育てやすい一方で、
枝が混み合いやすく、
放置すると風通しが悪くなることもあります。
そのため、
わき芽や葉を適度に整理しながら、
枝が重なりすぎないよう管理していくことも大切です。
また、枝が広がりやすいため、
プランター栽培よりも、
地植えや広めの栽培スペースで育てる方が管理しやすい場合もあります。
※支柱選びに迷ったら
トマト栽培では、
育てる本数や栽培スペースによって、
使いやすい支柱も変わってきます。
例えば、
あんどん支柱を作りやすい
「ダイムリング」
ネット支柱の組み立てをサポートしてくれる
「DAIM 菜園 クロスバンド」
など
しま農研でも、
あんどん支柱・直線・らせん支柱・ネット支柱など、
さまざまな支柱を使いながら栽培しています。
「どんな支柱を選べばいい?」
「家庭菜園ではどのタイプが使いやすい?」
気になる方は、
こちらの記事でも詳しく紹介しています👇
2. ミニトマトの仕立て方で変わるわき芽かきと枝と葉の整理
ミニトマトを育てていると、
「わき芽は全部取った方がいいの?」
「どこのわき芽を残すの?」
と迷うことがあります。
しかし、わき芽かきは、
どの仕立て方で育てるかによって考え方も変わってきます。
また、大きく育つと枝や葉を剪定しないと、
風通しが悪くなったり、
管理が大変になることもあります。
ここでは、
わき芽の位置や、
仕立て方によるわき芽かきの方法、
栽培中の枝や葉の整理方法の違いについて、
しま農研での栽培写真も交えながら紹介していきます。
2.1 ミニトマトのわき芽ってどこ?

ミニトマトのわき芽は、
主枝と葉の間から伸びてくる新しい芽のことです。
最初は小さいですが、
そのまま育てていくと、
新しい枝のようにどんどん成長していきます。
特にミニトマトは生育が旺盛なため、
気づくとわき芽がたくさん伸びていることもあります。
最初は、
「どれがわき芽なのか分かりにくい」
と感じることもありますが、
主枝と葉の間を観察していくと、
少しずつ見分けやすくなってきます。
なぜわき芽を整理するの?
ミニトマトは生育が旺盛なため、
わき芽をそのまま育てていくと、
枝や葉がどんどん増えていきます。
枝が増えることで収穫量が増える場合もありますが、
その一方で、
栄養が分散し実が育たない。
枝が混み合い、風通しが悪くなることもあります。
そのため、
育てたい仕立て方に合わせて、
わき芽や葉を整理しながら育てていくことが大切です。
しま農研でも、
風通しや管理のしやすさを見ながら、
必要に応じてわき芽や葉を整理しています。
2.2 ミニトマトの仕立てによるわき芽かきの方法

ミニトマトのわき芽かきは、
どの仕立て方で育てるかによって、
残す枝や整理する枝が変わってきます。
1本仕立てでは、
主枝を中心に育てながら、
わき芽を整理していくことが多く、
2本仕立てや多本仕立てでは、
一部のわき芽を残しながら育てていきます。
要は、
「育てたい本数に応じて、わき芽を残す」
これが分かると、
仕立て方が一気に理解しやすくなります。
ここでは、
しま農研で実際に行っている、
1本仕立て・2本仕立て・多本仕立てでの
わき芽のかき取りと残し方について紹介していきます。
1本仕立て
1本仕立ては、
主枝を1本だけ伸ばしながら育てる方法です。
主枝以外から伸びてくるわき芽は、
基本的に小さいうちに整理しながら育てていきます。
枝数が少ないため、
風通しを確保しやすく、
管理しやすいのが特徴です。
また、
栄養が分散しにくいため、
実を育てやすい仕立て方のひとつです。
2本仕立て
2本仕立ては、
主枝に加えて、
わき芽のひとつを残しながら育てる方法です。
残すわき芽は第一果房(最初の花)のすぐ下が
よいとされています。
これは、勢いのある芽を残すという意味なので、
間違ってかき取った場合は、
別のわき芽を残しても育てることができます。
1本仕立てよりも枝数が増えるため、
収穫量を増やしやすい一方で、
枝や葉も増えていくため少し管理が大変になります。
多本仕立て
多本仕立ては、
複数のわき芽を残しながら、
枝を広げて育てていく方法です。
枝数が増えることで、
たくさん収穫できる場合もありますが、
その分、
枝や葉が混み合いやすくなります。
そのため残す枝は、
混みあいや風通しなどを調整する必要があります。
こまめなわき芽かきの回数は減りますが、
その分、
枝や葉が混み合いやすくなるため、
整理しながら育てていくことが大切です。
2.3 ミニトマトの葉や枝の整理

ミニトマトは生育が旺盛なため、
育てているうちに枝や葉が大きく広がっていきます。
わき芽かきだけでなく、
枝や葉を整理しながら育てていくことで、
風通しを確保しやすくなり、
管理もしやすくなります。
特に生育後半は、
枝や葉が混み合いやすくなるため、
株全体の様子を見ながら整理していくことも大切です。
ここでは、
しま農研で行っている、
株元の葉の整理や、
下葉の摘葉、
伸びすぎた枝の整理方法について紹介していきます。
2.3.1 株元の葉の整理
株元の葉が混み合ってくると、
風通しが悪くなり、
蒸れや病気の原因になることもあります。
特に地面に近い葉は、
泥はねなどの影響も受けやすいため、
株元の風通しを見ながら整理していきます。
しま農研でも、
生育初期から少しずつ株元の葉を整理しながら、
管理しやすい形を意識して育てています。
2.3.2 取り終えた実の下葉摘葉
収穫が終わった実の下の葉は、
役目を終えている場合も多く、
少しずつ整理していくことがあります。
下葉を整理することで、
風通しや日当たりを確保しやすくなり、
株全体の管理もしやすくなります。
一度にたくさん切るのではなく、
株の様子を見ながら少しずつ整理していくのがおすすめです。
2.3.3 かき取り忘れた枝の整理
わき芽は生長が早いため、
気づかないうちに大きく伸びていることもあります。
小さいうちなら手でかき取れますが、
大きく育った枝は、
ハサミを使いながら整理していくこともあります。
また、
途中で仕立て方を変えたり、
混み合ってきた枝を整理したい場合にも、
不要な枝を剪定しながら調整していきます。
ミニトマトは生育が旺盛なため、
多少わき芽を取り忘れても、
育てながら調整していけるのも家庭菜園の面白さのひとつです。
3. しま農研の家庭菜園研究ノート【トマト編】
しま農研では、
毎年トマトを育てながら、
仕立て方による育ち方の違いや、
わき芽の伸び方、
葉の変化などを観察記録として残しています。
実際の家庭菜園では、
同じ品種でも、
支柱の立て方や仕立て方によって、
枝の広がり方や管理のしやすさが変わることもあります。
この記事で紹介した、
1本仕立て・2本仕立て・多本仕立ての違いや、
枝や葉の整理方法も、
実際の栽培記録の中で試してきた育て方です。
「実際にどんな風に枝が広がっていくの?」
「途中でわき芽を伸ばすとどうなるの?」
気になる方は、
こちらの観察ノートも参考にしてみてください👇
4.まとめ
ミニトマトは、
支柱の立て方や仕立て方によって、
育つ姿や管理方法が大きく変わります。
コンパクトに育てやすい1本仕立て、
収穫量とのバランスを取りやすい2本仕立て、
自然に近い形で枝を広げて育てる多本仕立てなど、
家庭菜園のスペースや育て方に合わせて選べるのも、
ミニトマト栽培の面白さのひとつです。
また、
わき芽かきや枝・葉の整理も、
「全部同じように育てる」のではなく、
育てたい本数に合わせて考えていくことで、
仕立て方が分かりやすくなってきます。
しま農研でも、
毎年いろいろな仕立て方を試しながら、
枝の広がり方や収穫量の違いなどを観察しています。
「どの仕立て方が正解」というより、
育てるスペースや、
自分の管理しやすい方法を見つけながら、
トマト栽培を楽しんでみてください🌱
しま農研では、トマトの育て方の記事も公開しています。
気になる方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください👇
最後まで読んでいただきありがとうございました。










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