【家庭菜園】ダイコンの栽培方法・育て方【秋冬野菜】

育て方

秋冬野菜の根菜部門で人気の高いダイコン。ダイコンにも色々な種類があるのですが、最初は早く育つ青首ダイコンがおススメです。
今回は準備をしっかりして、美味しいダイコンを作るため育て方をご紹介します。

1.どんなダイコンを栽培するか選定していく

1.1 基本データ

まずは、ダイコンを育てるに辺り基本データを知っておくと選定するのに役に立ちます。ダイコンは古代エジプトでも栽培されていたいわれる最古の野菜の1つで日本へは中国を経て渡来しました。種まきは春まきと秋まきがあります。冷涼な気候を好むので秋まきがおすすめです。

名称ダイコン
原産地地中海沿岸
分類アブラナ科アブラナ属
発芽適温15~20℃
育成適温15~20℃
株間15~20cm
土壌酸度pH6~6.5
収穫まで約2ヶ月

1.2 育てる品種を選ぶ

根菜の代表ダイコンは様々な品種があります。何を育てるか迷いますよね。品種によって収穫時期が違ったりします。また、春まき用と秋まき用で選ぶものも違うので季節に合った品種を選ぶようにしましょう。

1.2.1 青首ダイコン

スーパーに並んでいるよくみかけるダイコンはこの品種になります。成長も早く大きく育つのが特長です。初心者の方にも育てやすい品種になります。ダイコンの上部が青くなりますので青首ダイコンといわらます。

1.2.2 白首ダイコン

三浦ダイコン等を代表とする白首ダイコン。青首ダイコンと比べるとゆっくり育ち下部が太くなり深く根をはるのが特長です。辛みがあり身がしまっているので漬物等によく使われている品種です。

1.2.3 地方品種のダイコン

ダイコンは様々な品種があり形や味も様々です。変わったダイコンを育ててみたい方はこちらの品種を選ぶのも楽しいかもしれません。聖護院ダイコンはトロっとした食感でおでんにすると絶品です。青首ダイコンより葉も茂るので株間を広めにとる必要があります。

2.ダイコン栽培に向けて準備(種まきまで)

ダイコンも色んな種類のダイコンがありますよね。何を育てるかは決めましたか?次はダイコンの育てる準備として種まきまでの工程を説明していきたいと思います。

2.1 ダイコンの育て方:土作り

ダイコンは土の中で育つ根菜になるので、土壌の状態も大事です。深さ30cm位は耕して土が柔らかい状態にしておきます。その際に小石等の障害物がある場合、真っすぐ育たない原因になるためは取り除きます。
また、ネキリムシ等の被害にも合いやすいため時間があれば太陽熱消毒等を行っておくとよいでしょう。夏野菜と秋冬野菜の切り替え時におこなう土づくりはこちらを参考にしてください。

2.2 ダイコンの育て方:栽培時期

ダイコンの発芽温度は15~25℃です。秋まきの場合、8月下旬から9月頃に播種します。青首ダイコンですと1~2ヶ月ほどで収穫になります。品種によって生育期間はことなりますので、それぞれの品種にあった育て方をしていきます。

2.3 ダイコンの育て方:種まき

2.3.1 ダイコンの種まき間隔

一般的な青首ダイコンは条間40cm、列間30cm位開けて種を植え付けます。あまり混み合うと風通しが悪くなる等、病気の原因になるので気をつけます。ダイコンは品種によって列間に違いがあります。播種する前に石なので印をつけておくと便利です。
こちらは、大きくなる聖護院ダイコンは左側で40cm、右側は一般的な青首ダイコンで30cm間隔で播種します。

レイズドベッドに植える場合はあらかじめ印をつけておくと分かりやすいです

2.3.2 ダイコンの種まき

ダイコンは点まきになります。直径5cmほどの穴を1cmほどの深さを掘り1ヶ所に5粒程播種しあす。穴開ける時は空き缶等を使うと便利です。ダイコンの種は嫌光性種子のため、日光は苦手です。開けた穴に土をかけ軽く押さえて種と土を密着させます。可能であれば種の乾燥を防ぎ、保温効果もある不織布を1回目の間引きまでかけるとよいでしょう。最後に水をたっぷりかけてあげれば終了です。

種まきの順序

1.空き缶等で育成する場所に1cm程穴をあける。
2.1箇所につき5粒播種し土をかぶせる。
3.不織布をかける(可能であれば)
4.たっぷり水をあげる

深さ1cm位の穴に5粒ほど蒔きます。

2.3.3 播種時期をずらす

同じ時期に播種すると、育ち方に多少の違いがありますが収穫時期がかぶってしまいます。播種時期をずらすことで収穫時期を多少コントロールできるため播種する時期をずらすのもよいかもしれません。こちらの写真は1週間程、時期をずらして播種しています。

3.ダイコン収穫までの栽培方法

3.1 ダイコンの育て方:間引き

ダイコンは3回間引きをおこない最終的に残った1本を育てる方法が一般的です。なるべく元気なものを残していきましょう。間引きくもののコツは以下になります。

間引く芽

・子葉の左右の大きさが違う、歪なハート型になっている。
・地表の軸が黒い。異常に太い。
・虫食いが多い、病斑があるもの。生育が遅れているもの

3.1.1 間引き1回目

種まきして1週間~10日後双葉が開いたら1回目の間引きをおこないます。3本残し株が倒れないよう軽く土寄せします。

1.6.2 間引き2回目

種まきして2週間後、本葉が2~3になったら2回目の間引きをおこないます。2本残して間引きます。

1.6.3 間引き3回目

種まきして25~30日後、本葉5~6枚のころに一番生育のよい株を1本残します。ダイコンは最初に土作りをしておけば基本的に追肥は必要ありませんが、状態をみて必要な場合は1つまみ少量追肥します。

3.2 ダイコンの育て方:収穫

ダイコンの生育期間は60~90日です。ダイコンは地表から15cm以上飛び出している、上を向いていた外葉は垂れるように横へ広がったら収穫します。収穫が遅れると中にすが入る等食味が落ちるので注意です。

3.3 ダイコンの育て方:害虫対策

ダイコンは害虫に狙われやすい野菜です。害虫対策の基本は観察、捕殺です。
生育初期に芽が無くなることがあるとネキリムシを疑ってください。茎の根本をかじる虫ですのでこの現象になった時は探して捕殺してください。
最終間引きの頃に成長点がなくなることがあればシンクイムシを疑います。成長点は野菜が成長するのに重要な場所です。成長点が茶色くなっていると虫がシンクイムシがきている可能性があるためよく観察します。
葉が混みだしてくると風通しが悪くなりアブラムシ等がつきやすくなります。葉に小さな斑点等があると被害にあってる可能性があつのでよく観察してください。

こんな時はこの虫が悪さをしてるかも

・生育初期に芽がなくなる。 → ネキリムシ
・最終間引辺りで成長点がなくなる。 → シンクイムシ
・葉に小さな斑点がある → アブラムシ、ハダニ

3.4 ダイコンの育て方:追肥、水やり

ダイコンは肥料をあまり必要せずに育つ野菜です。水のやりすぎや肥過多は根腐れや、肥料やけのリスクを増やすため、必要としない場合は特にあげない方がよいでしょう。

4.ダイコンをコンパニオンプランツと一緒に育てる

家庭菜園で育てる場合に色んな種類の野菜を育てたいですよね。ダイコンにも一緒に植えてると相性のいい野菜があります。シュンギクとからし菜を一緒に植える方法をこちらにまとめていますのでよろしければ参考にしてください。

5.まとめ

今年、しま農研ではダイコン栽培、初挑戦です。虫の被害とか気になるところがたくさんありますが、冬には美味しいダイコンがとれるようにきっちりお世話していきたいと思います。
秋冬野菜のことはこちらの記事が目次になってますので、他のことも気になりましたら参考にしてください。

読んでいただきありがとうございました!

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