しま農研の家庭菜園研究ノート【つるなしインゲン編】

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つるなしインゲンの莢が実る様子を使った「しま農研 家庭菜園研究ノート つるなしインゲン栽培編」のアイキャッチ画像 菜園レポート

つるなしインゲンは、
2023年から育てている野菜のひとつです。

家庭菜園にも少し慣れてきた頃に育てはじめ、
たくさん収穫できることや、
比較的手間がかからないことから、
毎年楽しみにしている野菜でもあります。

細長い莢が次々と実る様子は見ていて楽しく、
収穫の喜びを感じやすい野菜のひとつです。

また、
コンパニオンプランツとして利用されることも多く、
他の野菜と組み合わせながら育てる楽しさもあります。

一方で、
種まきの時期によって生育が大きく変わることもあり、
毎年同じように育つとは限りません。

この研究ノートでは、
うまく育った年も、思うようにいかなかった年も含めて、
毎年の観察や気づきを記録として残していきます。

未来の自分が振り返るために。
そして、これからつるなしインゲンを育てる人のヒントになるように。

少しずつ更新しながら、
しま農研のつるなしインゲン栽培をまとめていきます。

しま農研
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細長い莢がたくさん実る姿がかわいくてお気に入りです。
他の野菜と一緒に育てやすいところも魅力のひとつ!

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1. しま農研 つるなしインゲン栽培ヒストリー

つるなしインゲンは、
2023年から育てている野菜です。

比較的育てやすく、
たくさん収穫できることから、
家庭菜園にも取り入れやすい野菜だと感じています。

また、
品種によって草姿や莢の形が少しずつ違い、
育て比べてみる楽しさもあります。

一方で、
種まきの時期によって生育が変わることもあり、
毎年同じ結果になるとは限りません。

ここでは、
その年ごとの栽培の様子や気づきを、
記録として少しずつ残していきます。

2023年:つるなしインゲン栽培の結果は・・・

2023年に地植えでピーマンと混植しながら育てたつるなしインゲンの発芽から収穫までの様子をまとめた観察記録画像

2023年は、
しま農研ではじめてつるなしインゲン栽培に挑戦した年でした。

地植えで育てながら、
ピーマンとの混植にも取り組み、
どのように生長するのか観察していました。

育ててみると、
想像していた以上にたくさん収穫することができ、
家庭菜園向きの野菜だと感じました。

また、
一緒に育てていたピーマンも順調に生長し、
混植栽培としても良い結果になりました。

発芽から収穫までの流れを実際に体験したことで、
つるなしインゲンの育ち方や特徴を知ることができた年でもあります。

この年は、

「インゲンの生長の姿を知れた年」

でした。

2024年:つるなしインゲン栽培の結果は・・・

2024年につるなしインゲンを自家採種した種からプランターで育てた様子をまとめた観察記録画像。発芽から収穫までの生長過程を振り返っている。

2024年は、
前年に収穫したつるなしインゲンの種を使って栽培に挑戦しました。

前年は地植えでしたが、
この年はプランター栽培で育てながら、
自家採種した種がしっかり育つのかを観察していました。

発芽は順調で、
株も元気に生長していきました。

収穫量は地植え栽培ほどではありませんでしたが、
家族で楽しむには十分な量を収穫することができました。

また、
自分で採った種から再び収穫までたどり着けたことで、
家庭菜園の面白さを改めて感じた年でもあります。

この年は、

「自家採種した種で挑戦した年」

でした。

2025年:つるなしインゲン栽培の結果は・・・

2025年につるなしインゲンを6月播種・密植気味で育てた栽培記録画像。初期は順調に生育したものの、高温期以降に株が弱り収穫が伸びなかった様子をまとめている。

2025年は、
例年より遅い6月に種まきを行い、
株間を詰めた密植気味の栽培にも挑戦しました。

発芽や初期の生育は順調で、
株も元気に育っていました。

しかし、
7月中旬から下旬にかけて株が枯れはじめ、
最終的には思うような収穫につながりませんでした。

今回うまく育たなかった理由としては、
種まきの時期が遅く、
生長時期と夏の高温期が重なったことや、
株間が狭すぎて生育を妨げた可能性も考えられます。

また、秋の9月頃にも再播種を試してみましたが、
こちらもあまりうまく育てることができませんでした。

収穫量だけを見ると残念な結果でしたが、
栽培条件を見直すきっかけになった年でもあります。

この年は、
「失敗を経験し、要因を考えた年」でした。

しま農研 つるなしインゲン栽培データまとめ

年ごとのつるなしインゲン栽培データを一覧にまとめました。
この表は、収穫量の多い・少ないを単純に比べるためのものではありません。

栽培環境や品種、植え付け時期、初期管理の違いが、
その年の結果にどう影響していたのかを、
あとから振り返るための記録として残しています。

数字だけを見るのではなく、
「その年、どんな育て方をしていたか」
「どんな状況で栽培していたか」
を思い出すための材料です。

また、うまくいった年だけでなく、
思うような結果にならなかった年も残すことで、
次の栽培へのヒントにつながる記録として活用しています。

品種株数栽培環境植付追肥終了日収穫
2023サツキミドリ2株地植え5/66/156/28
2023サツキミドリ2株地植え5/127/127/22
2024サツキミドリ6株プランター(600型)5/36/15,297/1342本
2025ファジョリーニ・ミスティ16株プランター(720型)6/77/138/20本

※栽培環境や株数が異なるため、収穫数は参考記録として掲載しています。

2. 写真でたどるつるなしインゲンの成長カレンダー

この章では、
つるなしインゲンを育ててきた流れを、
写真を時系列で並べながら振り返ります。

月ごとの作業手順だけを説明するのではなく、
その時々の株の様子や、
花や実のつき方の変化を見返すことを目的にしています。

つるなしインゲンは、
種まきから収穫までの期間が比較的短く、
生長の変化を観察しやすい野菜です。

また、
栽培環境や播種時期によって、
株の大きさや収穫量に違いが出ることもあります。

写真を並べて見返すことで、

「いつ頃から花が咲き始めたのか」
「どの時期に収穫が増えたのか」
「うまく育った年と何が違ったのか」

といった気づきも、
あとから自然と見えてきます。

2.1 つるなしインゲン(地植え)栽培カレンダー|6月〜8月

6月の播種から発芽、間引き、開花、追肥、収穫、種取りまでの流れをまとめた、つるなしインゲン地植え栽培の成長カレンダー画像

つるなしインゲンの地植え栽培は、
種まきから収穫までの期間が短く、
変化を観察しやすい栽培でした。

6月に種をまくと、
1週間ほどで発芽し、
その後は勢いよく生長していきます。

本葉が増えてきた頃に間引きを行い、
2本仕立てで育てながら株の様子を観察しました。

7月に入ると白い花が咲きはじめ、
追肥を行った後は次々と莢をつけるようになります。

収穫は7月下旬から始まり、
短期間ながらまとまった量を収穫することができました。

また、
収穫だけでなく種取りまで行うことができ、
翌年の栽培へつなげることもできました。

つるなしインゲンは、
生長の早さと収穫までの流れが分かりやすく、
家庭菜園の楽しさを感じやすい野菜だと感じています。

2.2 つるなしインゲン(プランター)栽培カレンダー|5月〜7月

5月の播種から発芽、間引き、開花、追肥、収穫、栽培終了までの流れをまとめた、つるなしインゲンプランター栽培の成長カレンダー画像

プランターで育てたつるなしインゲンは、
種まきから収穫までの流れが早く、
短期間で栽培を楽しむことができました。

5月に種をまくと、
1週間ほどで発芽し、
その後は順調に生長していきます。

本葉が増えた段階で間引きを行い、
2本仕立てで育てながら株の様子を観察しました。

6月に入ると花が咲き始め、
追肥後は次々と莢がつくようになります。

初収穫は6月下旬。
その後もしばらく収穫を楽しむことができました。

地植えほど大きく育つわけではありませんが、
限られたスペースでも収穫でき、
家庭菜園との相性の良さを感じます。

また、
種まきから収穫までの流れが分かりやすく、
短い期間で生長の変化を楽しめるのも魅力のひとつです。

3. しま農研の小さな実験室(つるなしインゲン編)

「しま農研の小さな実験室」では、
育てている途中で気になったことを、
“ちょっと試してみる”気持ちで記録しています。

株数を変えてみたり、
栽培環境を比べてみたり、
ほんの少し条件を変えるだけで、
植物の表情や育ち方が変わることがあります。

ここでは、
「やってみたら意外とうまくいったこと」
「これは思ったようにいかなかったこと」
「気づき・比較・観察メモ」
を、そのまま残していきます。

正解がひとつではない家庭菜園だからこそ、
この記録が、あなたの“試してみたい”につながったら嬉しいです。

3.1 時期や環境で生長のスピードに変化がある?

地植えとプランターで育てたつるなしインゲンの生長スピードを比較した図解。播種から発芽、間引き、実付き、初収穫までの日数を並べ、どちらも播種から約50日で収穫を開始した様子をまとめた比較画像。 🌱

つるなしインゲンを育てていて気になったのが、
播種時期や栽培環境によって生長のスピードに違いが出るのかということです。

2023年は地植え、
2024年はプランターで栽培しましたが、
栽培記録を振り返ると意外な結果になりました。

地植え栽培では、
6月3日に種をまき、
7月22日に初収穫を迎えました。

一方、
プランター栽培では、
5月12日に種をまき、
6月29日に初収穫を迎えています。

播種から初収穫までの日数を比較すると、

  • 地植え:約49日
  • プランター:約48日

と、ほとんど差がありませんでした。

地植えの方が早く育つイメージを持っていましたが、
今回の観察では、
発芽から収穫までの流れに大きな違いは見られませんでした。

もちろん、
品種や気温、天候などの条件も異なるため、
これだけで結論を出すことはできません。

それでも、
つるなしインゲンは栽培環境の違いよりも、
気温や生育時期の影響を強く受ける野菜なのかもしれません。

今回の観察では、

「播種から初収穫までは約50日前後が目安」

というひとつの目安を知ることができました。

今後も栽培を続けながら、
播種時期や栽培環境による違いを観察していきたいと思います。

3.2 つるなしインゲン栽培失敗。枯れた原因は何だったのか?

つるなしインゲン栽培失敗。枯れた原因は何だったのか?|2025年のつるなしインゲン栽培を時系列でまとめた観察記録。6月播種から発芽、花付きまでは順調だったが、7月下旬の高温期に株が急激に弱り枯れてしまった。播種時期や密植栽培の影響について仮説を整理した検証図。 🌱

2025年は、つるなしインゲン「ファジョリーニ・ミスティ」を使い、
株間を詰めた密植気味の栽培に挑戦しました。

発芽から生長までは順調で、
播種から36日後には花も咲き始めました。

しかし、その後の7月下旬、
株が急に弱り始め、思うように収穫することができませんでした。

振り返ってみると、

・6月播種となり、生長後半が真夏の高温期と重なったこと
・株間20cmの密植栽培で風通しや水分条件が悪化したこと
・花付きや実付きが例年よりやや遅れていたこと

などが影響した可能性があります。

もちろん本当の原因はひとつではなく、
複数の要因が重なった結果かもしれません。

家庭菜園では成功の記録も大切ですが、
失敗した年を振り返ることで見えてくることもあります。

今後も播種時期や株間を変えながら、
より安定して収穫できる条件を探していきたいと思います。

(今年は5月播種で栽培を試してみてますが今のところ順調に育っています)

4. つるなしインゲンの栽培方法

ここまで、
しま農研で実際に育ててきたつるなしインゲンの記録や、
観察の途中で気になったこと・試してきたことをまとめてきました。

「つるなしインゲンは種からでも育てられる?」
「プランターと地植えでは育ち方が違うの?」

そんな疑問を持った方もいるかもしれません。

しま農研では、
今回の観察や栽培経験をもとにした つるなしインゲンの育て方 を、
別の記事で整理しています。

👉
・プランターでのつるなしインゲンの育て方
・地植えでのつるなしインゲンの育て方

観察ノートは「途中経過の記録」。
育て方記事は「実際に育て始めるための道しるべ」。

細長い莢が少しずつ実っていく様子や、
種まきから収穫までの変化を、
ぜひ楽しんでみてください。 🌱

5. まとめ

つるなしインゲンは、
2023年から育て始めた比較的新しい野菜ですが、
毎年違った発見を与えてくれる野菜でもあります。

地植えでは想像以上の収穫を楽しむことができ、
プランターでも家族で味わうには十分な量を収穫することができました。

また、

・コンパニオンプランツとして活用してみたり
・自家採種した種で育ててみたり
・播種時期や栽培環境の違いを比べてみたり

と、育て方によって様々な変化が見られるのも魅力です。

一方で、
2025年のように思うような結果にならない年もありました。

しかし、
その失敗から播種時期や株間の重要性に気づくことができ、
次の栽培につながるヒントも得ることができました。

観察ノートは、
成功した記録だけではなく、
失敗した記録も含めて未来へ残すためのものです。

これからも、
つるなしインゲンを育てながら気づいたことや試したことを、
少しずつこのノートへ追記していきます。

家庭菜園でつるなしインゲンを育てる際の参考として、
そして未来の自分への記録として、
この研究ノートが少しでも役立てば嬉しいです。🌱

また、しま農研では
つるなしインゲン以外にも、
さまざまな野菜の観察ノートを公開しています。

育てる野菜を増やしたいときや、
別の育ち方を知りたいときは、
栽培レポートガイドもあわせてチェックしてみてください。

👉 しま農研の栽培レポートガイド

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました 🍅

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