しま農研の家庭菜園研究ノート【じゃがいも編】

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じゃがいもを育てる様子をまとめた『しま農研 家庭菜園研究ノート じゃがいも栽培編』のアイキャッチ画像 菜園レポート

じゃがいもは、プランターだけでなく、ポテトバッグのような少し変わった栽培商品もあり、育て方そのものを楽しめる野菜だと感じています。

一方で、実際に育ててみると、いもを大きくするのは思っている以上に難しく、株が元気に見えても、掘り上げてみるまで結果が分からないところがあります。

しま農研では、ほかの野菜との組み合わせが少し難しいこともあり、基本的には地植えをせず、プランターや袋栽培を中心に観察してきました。最近では、春栽培だけでなく秋冬栽培にも挑戦しています。

うまく育った年も、小さないもが多かった年も、その違いを未来の自分やこれから育てる人が振り返れるように、この研究ノートへ残していきます。じゃがいもの育ち方を、まだ観察し続けている途中です。

しま農研
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じゃがいもは掘り出す最後まで結果が分からない
毎回、宝探しのような気持ちで育てています。

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1. しま農研 じゃがいも栽培ヒストリー

じゃがいもは、しま農研の中でも
「育てる楽しさ」と「掘るまで分からないおもしろさ」が強い野菜です。

プランターだけでなく、少し変わった容器や栽培資材でも試しやすく、
毎年ちがう発見があるのも魅力だと感じています。

ここでは、育て方を整理するのではなく、
その年ごとのじゃがいも栽培の様子を、観察の記録として残していきます。

2023年:じゃがいも栽培の結果は・・・

2023年のじゃがいも栽培結果をまとめた画像。ユニークな容器での初挑戦と、小ぶりながら収穫できた様子

2023年は、あの有名なお菓子のパッケージを使った、
ちょっと遊び心のある形で、じゃがいも栽培に初挑戦した年でした。

見た目にも楽しい栽培で、
育てている途中から「じゃがいもっておもしろいな」と感じる場面が多かったです。

収穫できたいもは少し小ぶりではありましたが、
きちんと収穫までたどり着けたことが、まずは大きな収穫でした。

じゃがいもは土の中で育つぶん、
最後まで結果が見えにくい野菜ですが、
その分、掘り上げる瞬間の楽しさも強く感じました。

この年は、じゃがいも栽培の楽しさを知れた年でした。

2024年:じゃがいも栽培の結果は・・・

異なる形の容器で育てた2024年のじゃがいもの生長と収穫結果を比較した画像

2024年は、形の異なる栽培容器を使い、
育ち方にどんな違いが出るのかを比べた年でした。

横長のプランター、ポテトバッグ、円筒形の容器と、栽培環境を変えて挑戦しました。
途中の株姿にはそれぞれ違いが見られましたが、
収穫したじゃがいもの大きさや量には、思っていたほど大きな差は出ませんでした。

それでも、前年より栽培する株数を増やしたことで、
収穫できたじゃがいもの数も増えました。
容器の形だけでは分からない部分も多く、
もう少し観察を続けてみたいと感じています。

この年は、栽培環境による違いを比較した年でした。

2025年:じゃがいも栽培(春)の結果は・・・

2025年春のじゃがいも栽培で、追肥を意識した管理と生長・収穫の変化をまとめた画像

2025年の春栽培では、
これまでより収穫を増やしたいと思い、
追肥のタイミングや与え方を少し意識しながら育ててみました。

栽培途中の株は、
以前よりも大きくしっかり育った印象があり、
見た目からも手応えを感じるシーズンでした。
実際に収穫してみると、
これまでより収穫量がしっかり増えていて、
土の中のじゃがいもの数も印象に残りました。

もちろん、追肥だけが理由かどうかはまだ断定できませんが、
育ち方や収穫の結果を見ると、
今までより一歩前に進めた感覚がありました。

この年は、追肥の大事さを知った年でした。

2025年:じゃがいも栽培(秋)の結果は・・・

2025年秋のじゃがいも栽培で、8月末の植え付けから小ぶりな収穫までをまとめた画像

2025年の秋は、
じゃがいもの秋植えに初めて挑戦した年でした。
植え付けは少し遅れて、
8月31日からのスタートになりました。

春とは違う時期の栽培がどうなるのか気になっていましたが、
育ちはしたものの、株の大きさは思っていたほど伸びませんでした。
収穫できたじゃがいもも、全体としてはやや小ぶりな印象でした。

それでも、秋にもじゃがいもを育てられることや、
春栽培とは違う育ち方がありそうだということは、実際にやってみて見えてきました。
植え付け時期や育つ期間の違いも、少し気になる結果でした。

この年は、秋植えに初挑戦した年でした。

しま農研 じゃがいも栽培データまとめ

じゃがいもの栽培データを一覧にまとめました。

この表は、
収穫量の多い・少ないを、
単純に比べるためのものではありません。

品種や栽培容器、
植え付け時期、芽が出た時期、収穫日、
栽培日数などの違いが、
その年の育ち方や収穫にどう関係していたのかを、
あとから振り返るための記録として残しています。

数字だけを見るのではなく、

「その年、どんな容器で育てていたか」
「春栽培と秋栽培で、どんな違いがあったか」
「どのくらいの期間をかけて収穫まで育てていたか」

を思い出すための材料です。

栽培年品種栽培環境栽培開始芽が出る収穫日収穫量栽培日数
2023年ぽろしりポテトバッグ(深植え)3/44/76/24151g112日
2023年ぽろしりポテトバッグ(増し土)3/44/76/24165g112日
2023年ぽろしりじゃがりこバケ土3/43/296/17298g105日
2024年メイクイーンポテトバッグ3/33/316/8236g97日
2024年メイクイーン不織布プランター3/34/147/14303g133日
2024年メイクイーン550型プランター3/33/315/26196g84日
2025年男爵いもポテトバッグ3/134/66/14734g93日
2025年男爵いも650型プランター(深植え)3/134/66/14432g94日
2025年男爵いも7ガロン不織布プランター①3/134/106/14313g94日
2025年男爵いも7ガロン不織布プランター➁3/134/106/14532g94日
2025年デジマ650型プランター8/319/1611/22128g83日
2025年デジマ600型プランター8/319/1811/22315g83日

2. 写真でたどるじゃがいもの成長カレンダー

じゃがいもは、
種いもを植え付けてから芽が出て、
少しずつ葉を広げながら株が大きくなり、
土の中でいもが育っていく野菜です。

地上では葉や茎の変化を観察できますが、
肝心のじゃがいもは土の中にあるため、
収穫するまで育ち方が見えにくいところも印象的です。

しま農研では、
ポテトバッグやプランター、不織布プランターなど、
いくつかの栽培容器を使って育ててきました。

ここでは、
しま農研で育ててきたじゃがいもの様子を、
写真とともに時系列で振り返っていきます。

2.1 じゃがいも(春)栽培カレンダー|2月〜6月

2月の芽出しから3月の植え付け、芽かきや追肥を経て、6月に収穫した春じゃがいもの栽培カレンダー

春のじゃがいも栽培は、2月の芽出しから始まりました。

種いもを明るい場所に置いて芽の動きを見ながら、
3月中旬に植え付け。4月には葉が広がり、
株の育ちに合わせて芽かきも行いました。

5月には初めての追肥を行い、
その後は株全体が大きく育っていきました。
6月に入ると葉や茎が少しずつ枯れはじめ、
6月14日に収穫して栽培を終えています。

地上の株が変化していく一方で、
土の中の様子は最後まで見えません。
掘り上げたときに、
まとまったじゃがいもが出てきたことが印象に残る春栽培でした。

3. しま農研の小さな実験室(じゃがいも編)

「しま農研の小さな実験室」では、
育てている途中で気になったことを、
“ちょっと試してみる”気持ちで記録しています。

ここでは、
「やってみたら意外とうまくいったこと」
「これは思ったようにいかなかったこと」
「気づき・比較・観察メモ」
を、そのまま残していきます。

土の中で育つじゃがいもは、
収穫するまで分からないことも多い野菜です。

正解がひとつではない家庭菜園だからこそ、
この記録が、
あなたの“試してみたい”につながったら嬉しいです。

3.1 ポテトバッグの深植えと増し土で違いは出る?

ポテトバッグでじゃがいもの深植えと増し土を比較し、収穫結果を観察した画像

2023年は、ポテトバッグを使って、
じゃがいもの育て方を2つに分けて比べてみました。

ひとつは、育つ途中で土を加えていく増し土栽培。
もうひとつは、種いもを最初から深めに植えて、そのまま育てる方法です。

実際に育ててみると、
株の生長や収穫量には、今回の栽培では大きな違いは見られませんでした。

ただし、じゃがいも栽培そのものが初めてだったため、
この結果だけで深植えと増し土の違いを判断するのは難しそうです。

それでも、深植えでも収穫まで育てられたことで、
増し土の作業を減らせる可能性は少し感じました。
今後も条件を変えながら、もう少し観察を続けてみたいテーマです。

3.2 ポテトバッグ栽培では追肥で収穫量が変わる?

ポテトバッグで追肥なしと追肥ありのじゃがいも栽培を比べ、株の生長と収穫量の違いをまとめた画像

2024年と2025年は、どちらもポテトバッグを使ってじゃがいもを育てました。

2024年は追肥をせずに栽培し、収穫量は236g。
2025年は、4月26日と5月13日の2回追肥を行い、収穫量は734gとなりました。

写真を比べると、2025年は株全体も大きく育ち、
収穫したじゃがいもの数も増えています。
SNSで、増し土をしないポテトバッグ栽培では追肥が大切かもしれないという話を見かけ、
実際に試してみたところ、収穫量には大きな違いが出ました。

ただし、栽培した年や品種などの条件も異なるため、
この差が追肥だけによるものかは分かりません。
今回の結果からは、
ポテトバッグ栽培で追肥を意識する価値はありそうだと感じました。

今後も条件をそろえながら、もう少し観察してみたいテーマです。

3.3 容器の違いによる収穫量の比較

2025年のじゃがいも栽培で、容器と土の違いによる収穫量を比較した画像

2025年は、同じ品種の男爵いもを使って、
容器の違いによって収穫量にどんな差が出るのかを見てみました。

使ったのは、ポテトバッグ、7ガロン不織布プランター、
650型の深型プランターです。
土も培養土と再生土が混ざっていて、
完全に同じ条件ではありませんが、
同じ時期に育てた株として記録に残しておきます。

収穫量を見てみると、
今回はポテトバッグがいちばん多い結果になりました。
見た目ではほかの容器より小さく感じていたので、
この結果は少し意外でした。

また、7ガロン不織布プランターでは、
再生土と培養土で収穫量に差があり、
容器だけでなく土の違いも関係していそうでした。

さらに、7ガロン不織布プランターでは、
入れた種いものうち1つがあまり育たずに残っていたものもあり、
同じように育てていても、株ごとの差が出ることも感じました。

今回は容器ごとに収穫量の違いが見られましたが、
この結果だけで「この容器がよい」とまではまだ言い切れません。
容器の形や土の状態、種いもの違いなども含めて、
今後も観察を続けてみたいテーマです。

2025年じゃがいも栽培の収穫比較

品種容器種いも数収穫日収穫量
男爵いも650型深型プランター再生土2個6/14432g
男爵いも7ガロン不織布プランター再生土3個6/14313g
男爵いも7ガロン不織布プランター培養土3個6/14532g
男爵いもポテトバッグ培養土2個6/14734g

4. じゃがいもの栽培方法

ここまで、
しま農研で実際に育ててきたじゃがいもの記録や、
観察の途中で気になったこと・試してきたことをまとめてきました。

「じゃがいもはプランターでも育てられる?」
「ポテトバッグでは、どんなふうに育っていくの?」
「追肥や増し土は、どのくらい意識したらいいの?」

そんな疑問を持った方もいるかもしれません。

しま農研では、
今回の観察や栽培経験をもとにしたじゃがいもの育て方を、
別の記事で整理しています。

👉
・プランターでのじゃがいもの育て方
・ポテトバッグでのじゃがいもの育て方

観察ノートは「途中経過の記録」。
育て方記事は「実際に育て始めるための入口」。

土の中で少しずつ育っていくじゃがいもは、
収穫するまで分からないことも多い野菜です。

プランターとポテトバッグ、
それぞれの育て方を見比べながら、
自分の環境に合いそうな方法を選んでもらえたらと思います。

5. まとめ

じゃがいもは、
しま農研で2023年から育てている野菜のひとつです。

ポテトバッグから始まり、
プランターや不織布プランターなど、
いくつかの容器を使いながら、少しずつ栽培の記録を重ねてきました。

育ててみると、葉や茎が元気に見えていても、
土の中でどのくらいいもが育っているのかは、
収穫するまで分からないことが多くありました。

深植えと増し土を比べたり、
追肥を意識してみたり、
容器や土による違いを観察したりする中で、
年ごとに少しずつ違う結果も見えてきています。

じゃがいもを育てながら気づいたことや試したことを、
少しずつこのノートへ追記していきます。

家庭菜園でじゃがいもを育てる際の参考として、
そして未来の自分が振り返るための記録として、
この研究ノートが少しでも役立てば嬉しいです。🥔🌱

また、しま農研では、
じゃがいも以外にも、
さまざまな野菜の観察ノートを公開しています。

育てる野菜を増やしたいときや、
ほかの野菜の育ち方を見てみたいときは、
栽培レポートガイドもあわせてチェックしてみてください。

👉 しま農研の栽培レポートガイド

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

じゃがいもの観察は、これからも続いていきます。

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