【家庭菜園】チャイブ育て方ときゅうりの混植で楽しむ栽培のコツ

当サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
野菜の育て方

チャイブはオムレツやポタージュ等風味も豊かで美味しい野菜です。しかしながら、あまりたくさん必要としないので買うのも少し二の足を踏んでしまいませんか。

チャイブは刈り取っても、再生栽培できるため必要な分を適宜収穫していく家庭菜園に適した野菜の1つです。また、お互いの生育をよくするコンパニオンプランツとしても有名で混植にも向いているためキュウリ等と一緒に植えることがあります。

今回は、チャイブの育て方とキュウリの混植をテーマに記事を書いていきました。今年、チャイブを育ててみようという方は参考にしてください。

スポンサーリンク

1.チャイブについて

原産地はユーラシア大陸の北部からシベリア、モンゴル、中国北東部、現在では日本でも本州北部や北海道に多く自生し、ネギとにていることからエゾネギとも呼ばれています。比較的涼しい気候を原産地にしているチャイブは、生育適温は15~20℃で真夏の強い日差しは苦手です。

チャイブはネギの仲間ですが、その中では匂いが優しいためボタージュスープやオムレツ等に刻んで彩りやアクセント等に使用できます。花も食べれることができるので、サラダに散りばらせると華やかになります。

2.チャイブときゅうりの混植

野菜にはそれぞれ近くに植えるといい影響を与える組み合わせがありこのことをコンパニオンプランツといいます。コンパニオンプランツの基本的な考えか方はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください

2.1 チャイブときうゅりとの混植

2.1.1 きゅうりを外敵から守るチャイブ。チャイブを日差しから守るきゅうり

チャイブの根に共生する微生物はキュウリのツル割れ病等、土壌病原菌をおさえる効果があります。また、チャイブの匂い成分はウリハムシを防除し、アウラムシを引き寄せてバンカープランツとしての効果も見込まれます。きゅうりのうどこ病への予防効果もあるといわれています。

また、チャイブは真夏の強い日差しは苦手です。成長したきゅうりの葉が影になり半日陰になり日差しからチャイブを守ります。

少しは日光の当たる場所に!

真夏の強い日差しは苦手なパクチーですが、配置する位置には注意が必要です。

しま農研では、影になる時間が長すぎて一度枯らしてしまったことがあります。

2.2 きゅうりとチャイブの混植作付け例

しま農研でもきゅうりとチャイブの混植して作付け計画をたてています。きゅうりを中心に色んな野菜を楽しむ作付け計画になっていますのでよろしければ参考にしてください。

3.チャイブの育て方

3.1 チャイブの栽培計画

チャイブの定植は5月頃がおすすめ

チャイブの定植は5月頃がおすすめです。また、チャイブは宿根草なので翌年も楽しむことができます。きゅうりが終わった頃にプランターなどに移植するのもよいかもしれません。

3.2 チャイブときゅうりの定植方法

チャイブはきゅうりの株元に植えるとお互いの成長を助け合いやすくなります。今回は恋人植えという方法での定植方法についての手順を紹介します。

こちらの方法はきゅうりのコンパニオンプランツとして有名なネギの植え方と同じ考え方で紹介しています。ネギを混植する時も参考にしてください。

3.2.1 きゅうりとチャイブのポットに水を与える。

植え付け前の1,2時間前に水をあたえて、根に水を吸わすと活着がよくなります。この際に液体肥料を希釈してあたえるとより活着します。

3.2.2 チャイブの苗の土を落として株を2つに分ける

恋人植えのためにチャイブをポットから取り出し、土を落とし根の状態にして株を2つに分けます。

3.2.3 大きめの穴を空けて水をいれる

大き目の穴を空けて端にチャイブの根が入るスペースときゅうりの株が入るかを一度ポットをいれてみて深さを試します。大きさや深さが足りない場合は調整します。根の活着をよくするために開けた穴に水をいれます。

3.2.4 チャイブを両端に中央にキュウリを定植する

チャイブときゅうりの根が絡むイメージで植え付けます。植え付けた後は水たっぷり水をあげ必要であれば仮支柱をたてます。

3.3 チャイブの水やりと追肥

3.3.1 チャイブの水やりは適宜でOK

チャイブは地植えの場合、それほど水やりについては気にする必要はありませんが晴れた日が続き土が乾いているようであれば水を与えます。植え付け後は水は控えめにしないと株が弱る可能性があります。

3.3.2 チャイブの追肥は適宜でOK

チャイブはきゅうりと混植する場合、チャイブ単体で定期的な追肥はあまり必要としません。葉が黄色くなってくると肥料切れのサインになります。収穫時や肥料切れのサインがでた際には適宜追肥します。

3.4 チャイブの収穫

3.4.1 株元から3cmくらい残して適宜収穫

チャイブは株元を切っても、再生することができるため何度も収穫することができます。株元から3cm位を残し欲しい分を適宜刈り取ります。

花が咲いた後や若い芽では硬さや風味も違うので色んなタイミングで収穫してみましょう。チャイブは葉の部分だけでなく花を食べることもできます。

3.5 チャイブの移植

3.5.1 チャイブを移植して翌年再利用する

チャイブは宿根草なので冬越しすることが可能です。きゅうり等混植した野菜の収穫が終わる9~10月に行うとタイミング的にいいでしょう。

株の周りをやさしく掘り、葉を5センチほど残して切り、根を傷つけないようにしてプランター等に植え替えます。冬になると葉は枯れますが根は生きているため、敷きわらや腐葉土等で保温しておくと翌年新しい芽をつけます

4.まとめ

今回は、チャイブについて記事を書いていきました。しま農研でも育てているのですが冬越しもできる野菜とは今回調べている過程で初めてしました。移植作業もうまくいくようなら経済的にもとってもいいですね。

春夏野菜については他にも育てるのにおすすめなたくさんの野菜があります。こちらの記事にまとめていますのでよろしければ参考にしてくださいね。

読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました