【家庭菜園】春夏野菜に追肥を施すタイミング

野菜の育て方

定植から少し期間がたつと野菜達がぐんぐん育ちはじめてきます。実をつけ始めたりすると、そろそろ肥料が切れてきたのではないかと心配になってくる頃です。
特に家庭菜園では色んな種類の野菜を育てているので、追肥のタイミングはとても迷うところです。今回は、追肥についてまとめました。

こんな時におすすめ

・いつ最初の肥料をあげていいか分からない!
・肥料をあげたけど、多かったか、足りなかったかが心配。

1.春夏野菜に追肥を施すタイミング一覧表

野菜の種類が様々あるため、追肥のタイミングも様々。結構混乱してしまい、庭でスマホ片手にそれぞれの野菜の追肥の時期を調べる経験あったりしませんでしょうか。
まとまっている表があれば作業しやすいのになっと思っていたので、野菜の種類別にまとめて表にしてみました。追肥のやり方は諸説あって環境や元肥の量によっても違ったりはしますので目安として参考にしてみてください。

ポイント

・最初の追肥はこちらの表を参考に施す
・2週間毎のものが多いので時期をまとめると便利

野菜1回目の追肥その後
トマト  果実がピンポン玉の大きさになったら第一、第三果房と2段おきに
ナス定植から1ヶ月後その後、2週間から半月毎
落花生花が咲きだした頃(6月の終わりから7月)1回目から15~20日過ぎ
ピーマン・パプリカ定植から2週間後収穫開始頃から2週間毎
ししとう・唐辛子実がつき始めた頃から1回目から2週間毎
ズッキーニ収穫開始頃から1回目から2週間毎
かぼちゃ着果が確実になった時期着果が確実になった時期
エダマメ開花が始まった頃1回目から2週間後のみ
きゅうり最初の実が大きくなりはじめた頃1回目から2週間毎
オクラ花が咲いたら1回目から2週間毎
バジル定植から1ヶ月後1回目から2週間毎
シソ定植から1ヶ月後適時

2.春夏野菜の肥料過多、肥料切れの見分け方一覧表

野菜も肥料の量が多かったり、少なかったりするとサインをだしてくれます。こちらのサインを見ながら適時追肥を調整していくのもよいかと思います。これが分かってくるとそれぞれの野菜の表情が分かってきます。
最初は肥料をあげたくなりますが、あげすぎてしまうと、ツルボケや肥料やけ等の症状がでてしまいうまく育ちません。

ポイント

・肥料過多や肥料切れのサインは花や葉をみると分かってくる

野菜肥料多適正肥料切れ
トマト先端15cmの葉が内側にまく、茎が太い葉が軽く下側に曲がる株の先端15cmの葉がやや上に向く 茎が細い
ナス葉の色が濃い紫雄しべが雌しべより長い雄しべが雌しべより短い
ピーマン・パプリカ花付き、実付きが悪い雄しべが雌しべより長い雄しべが雌しべより短い
ししとう・唐辛子葉がまるまる雄しべが雌しべより長い雄しべが雌しべより短い
ズッキーニ花が咲かない。すぐに落ちる。右左の症状がない花が小さくなる。葉が黄色くなる
エダマメ茎葉ばかりが大きくなる右左の症状がない花が落ちる。さやがつかない
きゅうりつるや葉ばかり大きくなり雌花がつかない右左の症状がない葉の色があせる。キュウリが曲がる(老化の場合もある)
オクラ上位の葉が大きく、切込みが深い右左の症状がない切込みが浅く丸みをおびている。生長点のすぐ下で開花
バジル葉の色が薄い。黄色。
シソアブラムシ等がつきやすい左右の症状がない葉が硬く、香りが弱い

3.まとめ

今回は追肥のタイミングについて記事を書いていきました。野菜も様々、環境も様々なためこれが絶対的な正解というのはなさそうです。けど、野菜の種類によって少し傾向が似ているものがあったりと少し基本的なことが分かってくる感じです。
基本的なことを掴んでおいて、色々自分で試しながら最終的には勘をやしなっていく感じが一番いいのかなて感じています。追肥の方法についてはこちらの記事にまとめていますので参考にしてください。

読んでいただきありがとうございました!

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