トウガラシはプランターでも育てることのできる家庭菜園の人気野菜です。1株でもそれなりの収穫を見込めます。たくさん採れた唐辛子は生で食べても美味しいのですが、乾燥させると保存もきくのでおすすめです。
どんな乾燥方法がよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。この記事では簡単にできるトウガラシの天日干しの乾燥方法をご紹介します。ぜひ唐辛子をたくさん育てて食卓のスパイスとしてお楽しみください!
トウガラシはプランターでも結構な量の収穫することができます。乾燥方法を覚えておけば長く使うことができるのでおすすめです。
1.トウガラシの生と乾燥の違い
生唐辛子と乾燥唐辛子の違いは様々です。保存期間、味、辛さに分けて詳しく解説します。
1.1 トウガラシの保存期間
トウガラシを乾燥させる大きな目的は保存期間にあります。生トウガラシは水分を多く含んでいるため傷むのが早く冷蔵庫で保存する場合は約2~4週間くらいです。乾燥トウガラシは密閉した容器の中で保存すれば半年~1年と長い期間保存することが可能です。
1.2 トウガラシの味・辛さ
生トウガラシの味は風味が豊かで辛さがまろやかです。傷みが早いことから旬の時期にしか味わえず、スーパー等でいつでも買えるわけでもないためプレミア感もあります。せっかく収穫したなら生トウガラシも味わうこともおすすめです。トウガラシは同じ時期の収穫になるので残ったものを乾燥していくのもよいでしょう。
2.トウガラシの乾燥方法
2.1 トウガラシ乾燥手順
1.ヘタをとり水洗いししっかり水を拭きとる
トウガラシのヘタをとりを水洗いをます。その後、カビや腐敗をふせぐためしっかり水分をふき取りましょう。
輪切トウガラシを作りたい場合は、ここで加工しておくとよいでしょう。
2.トウガラシを乾燥させる。
トウガラシを乾燥させます。麻ひもで括るもよし、乾燥ネットやザルなどを使うのもよいでしょう。
乾燥させる時のポイントは場所になります。なるべく風通しがよく直射日光があたらないところがよいでしょう。雨よけがない場所は部屋内に取り込みましょう
3.乾燥後に密閉した保存容器にいれる
見ためがしわしわになり、中にある種がカラカラと音が鳴ったら乾燥完了の合図です。
乾燥場所によりますが、2週間~1ヶ月を目安にしましょう。湿気がはいらないように密閉した容器にいれることが長く保存するコツです。
2.2 乾燥させたトウガラシの利用方法
乾燥トウガラシは様々な料理に活用できます。例として、煮込み料理やスープの風味づけに使ったり、オイルに浸けて辛味の効いたオイルを作ることもできます。
しま農研としておすすめなのは、ミキサーなどで細かく砕き自家製の一味唐辛子を作ることです。30個ほどあれば十分な量を作ることが可能です。これを機に自家製の一味唐辛子作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2.3 干網
トウガラシの乾燥はザルや麻ひもなどでもできますが、干物などで使う干網を1つ用意しておくと家庭菜園でも重宝します。
トウガラシの他にもタイムやローズマリーなども乾燥させて加工させることもできます。しま農研でも、野菜を乾燥させた際に重宝する資材です。
3.まとめ
トウガラシは、その鮮やかな色と独特の辛さで、家庭菜園の中でも特に人気があります。収穫したトウガラシをさらに長く楽しむための方法として、乾燥があります。この記事ではトウガラシの乾燥方法を詳しく解説しました。
重要なのは、湿気を適切に管理し、トウガラシが十分に乾燥することです。乾燥させることで、トウガラシの風味や辛さをより長く保存することができます。この記事を参考に、自家製の乾燥トウガラシを楽しんでください。
トウガラシの育て方の記事については、まだ作成できていませんが収穫方法以外はほぼシシトウと育て方がほぼ同じです。ほぼ放置していても育ちますので、こちらの記事も参考していただきトウガラシの栽培についてもぜひチャレンジしてくださいね
読んでいただきありがとうございました!
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