土づくりて奥が深いですよね。土づくりの中でも堆肥を使って土壌改良するのにどの堆肥を使ってどのくらいの量をいれていいか。判断する難しいですよね。
しま農研もまだまだ道半ばで何が正解かは分からず毎年色々試してみてみます。おすすめと言ってしまうほど経験が少ないのですが、このページではしま農研が使った、これから使う予定の土壌改良材の紹介をしています。
どの位の量をいれたかも今回はきっちり数字にとっておきました。確実に正しいとはいえないのであしからずです。この土壌改良で育てた野菜は、こちら記事にまとめています。
1.植物性堆肥の代表格:腐葉土
腐葉土は、落ち葉等を発酵させて作った土壌資材で投入することで通気性や水もち、水はけを改善するために使用します。微生物の餌があり分解することで団粒構造を作っていくので、よい土になっていきます。粘土質や砂質の土を大きく改善したい時におすすめです。
1.1 プロトリーフ 腐葉土 5L

園芸用土を中心に販売しているプロトリーフさん。YOUTHUBEチャンネルやSNS、二子玉にある園芸店等これから園芸はじめようという人にもリーチしていてしま農研も楽しませていただいてます。カルビーとコラボのポテトチップスの袋みたことありませんか?そちらもプロトリーフさんの商品です。
熟成されたふかふかの腐葉土で他の用土と混ぜて使用すると、鉢植え植物には最適の土にもなります。花壇や菜園に使う場合の目安は0.45~0.75㎡です。大きさは5L、正味重量1.3kg。成分は窒素0.5%、リン酸0.1%、加理0.3%、炭素窒素比33になります。
1.1.1 しま農研でも実際に使ってみた。
しま農研では2023年に育てるピーマンの混植するレイズドベッ(1.8㎡)で使ってみます。
約2.5袋3.2kg投入しています。金額は1200~1700円程度になります。
きめ細かやかな腐葉土で落ち葉の形が小さいのが特長な気がしました。

1.2 鹿沼興産 厳選完熟腐葉土 40L

栃木県鹿沼市にある鹿沼興産さんは園芸用土メーカーでホームセンターでもみかけたことある人も多いのではないでしょうか。鹿沼土は市の特産になるくらい有名で保水性、通気性がともに高いことと、強い酸性土であることが特徴でツツジやサツキ等に使われています。
時間をかけて醗酵熟成した厳選落葉樹100%の完熟腐葉土です。葉肉の厚さが効果を長持ちさせてくれます。花壇や菜園に使う場合の目安は4~5㎡です。大きさは40L、正味重量10kg。成分は窒素0.5%未満、リン酸0.5%未満、加理0.5%未満、炭素窒素比38になります。
1.1.1 しま農研でも実際に使ってみた。
しま農研では2023年に育てるきゅうりの混植するレイズドベッ(1.6㎡)で使ってみます。(今回は秋使った残りになります)
約4kg投入しています。金額は1000円程度になります。
葉の形が残っています。葉肉の厚さが効果を長持ちさせてくれますとの説明はこの部分なのでしょうか。

1.3 自然応用科学 腐葉土 14リットル

自然応用科学さんは明治38年創業で100年の歴史がある老舗の会社です。長く日本の食を支えてくれています。培養土の種類も豊富で色々使ってみたい商品がたくさん。他にもネットに入って繰り返し使える鉢底石も販売していて、しま農研も愛用の商品です。
国産天然広葉樹100%を日数をかけて、じっくりねかせた腐葉土です。花壇や菜園に使う場合の目安は0.7~1.2㎡です。大きさは14L、正味重量2.3kg。成分は窒素0.84%、リン酸0.08%、加理0.42%、炭素窒素比27.4になります。
1.3.1 しま農研でも実際に使ってみます。
しま農研でも使ってみようと思ってますが、今回は少し買いすぎてしまったので実際に使うのは今年の秋になりそうです。実際使ってみた感想もまた追加していきます。
2.匂いも強くなく使いやすい動物性堆肥:牛ふん堆肥
牛ふん堆肥は牛の糞尿にワラやオガクズなどの副資材を混ぜ込み堆積・発酵させた土壌改良資材になります。植物性堆肥よりは肥料分があります。また、通気性や水もち、水はけを改善する効果もありふかふかの土にすることができます。
2.1 秋津緑一番 14L 5㎏ 牛ふん たい肥

アマゾンでみかけてパッケージもかわいいので購入しました。奈良にある野瀬牧場で生産されている牛糞堆肥です。育てている乳牛も有機資源や牧草で育てられているそうで、牛乳も飲んでみたくなりますね。
丁寧に醗酵されているので匂いは控えめで飼料に食品残さを使用した牛の牛糞を使用した牛糞堆肥。花壇や菜園に使う場合の目安は2.5~5㎡です。堆肥大きさは14L辺りの正味重量5kg。成分は窒素1.1%、リン酸0.9%、加理2.1%、炭素窒素比23.5になります。
2.1.1 しま農研でも実際に使ってみた。
しま農研では2023年に育てるピーマンの混植するレイズドベッド(1.6㎡)で使ってみます。
1袋5kgをのうち3kgを投入してみます。金額は1300円程度になります。
少し茶色で色が特徴的。ところどころ固まっていました。匂いはそれほど気になりませんでした。

2.2 発酵牛糞たい肥10L

昨年の秋にホームセンターで購入した牛ふん堆肥です。菊池産業さんの名前がありますが、インターネットで情報ヒットすることができなかったのでもしかしたら違うかもしれませんのであしからずです。
花壇や菜園に使う場合の目安は2.5~5㎡です。堆肥大きさは10L辺りの正味重量3.5kg。成分は窒素1.1%、リン酸1.2%、加理1.2%、炭素窒素比34になります。
2.1.1 しま農研でも実際に使ってみた。
しま農研では2023年に育てるきゅうりの混植するレイズドベッド(1.6㎡)で使ってみます。秋の残りだった約2kgを投入してみます。
黒色で匂いはそれほど気になりませんでした。少し多めかなと思ったのですが、使いきりたかったのでいれてみました。
ある程度自分の畑で使い切れる分を買うのもありかもしれませんね。

2.3 アイリスオーヤマ 牛フン堆肥 5L

様々な商品を取り扱うアイリスオーヤマさん。ガーデン関連の商品も多くウッドデッキから堆肥まで幅広い品揃えです。園芸とは違う商品でお世話になったこともあるのですが、まさか堆肥もあるとはと驚きました。
良質な牛糞を圧縮を作ったペレットタイプの牛糞堆肥です。土の中で水を吸うとふくらみます。花壇や菜園に使う場合の目安は2.3~2.7㎡です。堆肥大きさは14L辺りの正味重量5kg。成分は窒素1.1%、リン酸0.9%、加理2.1%、炭素窒素比23.5になります。
2.2.1 しま農研でも実際に使ってみます。
しま農研でも使ってみようと思ってますが、今回は少し買いすぎてしまったので実際に使うのは今年の秋になりそうです。実際使ってみた感想もまた追加していきます。
3.土づくりをした畑の様子を記録:しま農研観察記録場
しま農研ではブログで野菜の観察場を作っています。土作りをしたレイズドベッドはページを新たに作って観察しています。こちらに2023年版しま農研の春夏野菜観察記録をまとめていますのでよろしければ参考にしてください。
4.まとめ
今回は堆肥について書いていきました。堆肥は種類もローテションすると微生物の種類も増えていいといますよね。色んな堆肥も試してみいたいなと思います。
土づくりは奥が深くておもしろいですよね。こちらの記事は土作りについてまとめていますのでよろしければ参考にしてください。
読んでいただきありがとうございました!
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