こんにちは!しま農研です。しま農研では、毎年さまざまな野菜をプランターで栽培しています。
プランターの土は、一度使ったからといって捨てるのではなく、再生材を使ってリサイクルするのがおすすめです。しま農研でも、これまでさまざまな再生材を使って土をリサイクルしてきました。
どの再生材を使っても一定の成功はできるのですが、ここで気になったのが、「再生材によって育ち方や土の状態に違いが出るのか?」という点です。
そこで、2025年から土の再生材についての実践記録を蓄積し、その効果をしま農研なりに検証していくことにしました。
この実践データが、あなたにとって最適な土の再生材を選ぶ参考になれば嬉しく思います。さあ、プランターの土を再生させて、毎年家庭菜園を楽しみましょう!

今年の春夏は花ごころのabコンボを使った再生材をメインにプランターの土を再生します。
1.プランターの土作りレポートの構成

しま農研では、これまでさまざまな土の再生材を使ってきました。再生材を活用することで、古い土をリサイクルしながら、毎年プランター栽培を楽しんできました。しかし、これまではそれぞれの再生材の違いに注目して使っていたものの、その効果について詳しく記録してこなかったのが実情です。
そこで、このレポートでは2025年から、年と季節ごとにメインで使用する再生材を決めて、1つの再生材について深掘りしていきます。実践データを集めることで、再生材による土の状態や野菜の成長への影響を検証し、その結果をもとに効果を見極めていきます。
これらの検証結果を基に、「家庭菜園向け土の再生材おすすめ6選!」の記事も更新し、あなたの再生材選びをサポートできればと思います。
2.2025年春夏野菜のプランター土作り
2025年の春夏シーズンでは、ナスやピーマン、きゅうりなどのメイン野菜をはじめ、タイムやチャイブなどのハーブ類まで合計27種類をプランターで栽培していきます。
ほとんどの野菜は、これまで使用してきたプランターの古い土を再利用して栽培する予定です。土の再生材を使って、どのような育ち方をするのか検証していきます。
2.1【花ごころ】 らくらく土の改良材 まくだけで古い土を再生
今回、使用する土の再生材は、花ごころから販売されている「らくらく土の改良材 まくだけで古い土を再生」です。
過去にこの再生材を使用した際、野菜がよく育った実感があったため、最初の検証資材として選びました。
2.1.1 再生材の特徴
この再生材の最大の特徴は、嫌気醗酵技術によって生産された「abコンボ」が含まれている点です。この「abコンボ」が、土の団粒化を促進し、長期間にわたって野菜へ栄養分を供給します。
嫌気醗酵とは、無酸素状態でゆっくりと分解が進むため、栄養分が減りにくく、緩やかに進行する特徴があります。ぼかし肥料にもこの方法が使われていることが多く、先人たちの知恵が詰まった技術の1つです。

2.2 土作りと状態のデータ
今回の資材を使用した土作りの記録と、その後の土の状態をまとめました。これらのデータをもとに、効果を検証していきます。
2.2.1 再生材の使用量
土作りに使用した再生材の量を記録しました。使用量は、土の状態や生育に影響を与えるため、重要なデータです。
この資材の適切な量は、10号プランターに対して1ℓです。10号プランターは約8.5ℓの容量があるため、使う土に対して約1/8程度が適量となります。
No | 日付 | 元の土の量 | 再生材の量 | 育てる野菜 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 4/12 | 75ℓ | 8ℓ | トウモロコシ・サトイモ |
2回目 | 100ℓ |
2.2.2 再生材使用後の土の状態
再生材を投入した作業後の土の状態を観察し、考察していきます。水はけや固さがどのように変化するかを重点的にチェックし、その結果を共有していく予定です。
2.3 栽培した野菜の様子
実際に栽培した野菜の成長は、2025年夏ごろに更新予定です。「らくらく土の改良材」を使った野菜がどのように育つか、随時レポートをしていきますので、ぜひまたチェックしにきてください!
3.家庭菜園の土作りガイド
しま農研では、土作りについてさまざまな角度から詳しく解説した記事を作成しています。「しま農研流!家庭菜園の土作りガイド|基本から応用まで完全解説」では、これらの記事をアクセスしやすいようにまとめています。
🌱 プランター土作り記事
✅ どんな土が野菜に適しているかを知る
✅ プランターの土作りの手順
✅ しま農研がおすすする「再生材」
「もっと詳しく知りたい!」 という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。しま農研ならではのリアルな情報を紹介しています!
4.まとめ
この記事では、しま農研が2025年春夏に実践しているプランター土作りレポートについて、再生材の選定から土作り、実際の栽培までを紹介しました。
プランターの古い土を再利用する際には、再生材が重要なポイントとなります。さまざまな再生材が販売されていますが、それぞれに特徴や効果が異なるため、実際に使用して検証を重ねることが大切です。
しま農研では、これからも土の再生材に関する実践データを蓄積し、その効果を検証していきます。今回使用した「らくらく土の改良材 まくだけで古い土を再生」が、野菜の生育にどのように影響するのか、引き続き観察していきます。この記事が、プランター土作りや再生材選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
また、しま農研では、土作りだけでなくさまざまな栽培レポートも提供しています。「しま農研の栽培レポートガイド」では、これらの情報を総合してアクセスしやすく整理しています。それぞれのレポートには、実際に栽培したからこそ分かる成功や失敗のポイントを詳しく記載しています。ぜひチェックして、あなたの家庭菜園ライフに役立ててください!
これからもしま農研と一緒に、楽しい家庭菜園を続けていきましょう!🌱
読んでいただきありがとうございました!
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