この年はオクラの密植栽培についてチャレンジしました。実際にオクラを密植栽培してみた結果をカレンダーにまとめたり、密植栽培の収穫量や底面給水型プランターの効果等を検証してみました。
密植栽培はプランターで育てる時にしま農研的にはおすすめの栽培方法です。これから、密植栽培を挑戦してみようとしている人はこちらを参考にしてチャレンジしてみてください。
1.オクラの密植栽培カレンダー
この年は白オクラ2株、去年採取した種をプランターに直植え、育苗してから密植栽培と3箇所オクラを育てました。ここでは密植栽培のハイライトをカレンダー形式にして栽培記録をまとめていきます。
1.1 5月のオクラ密植栽培:去年の採取した種を育苗
去年残っていた種と去年採取した種を育苗しました。オクラは苗も売ってますが、種からでもわりときっち育つイメージあります。



1.2 6月(定植1ヶ月)のオクラ密植栽培:元気そうな苗を選び定植
元気そうな苗を選んで定植しました。5本で密植栽培する予定ですが、念のため6本定植しました。定植後、1ヶ月でかなり株も大きくなり立派になりました。
葉の状態は切込みが鋭くないので肥料はまだまだ余裕がありそうです。



1.3 7月(定植2ヶ月)のオクラ密植栽培:収穫と支柱を立てる
定植から1ヶ月ほどで花がさきました。1ヶ月半では収穫できるようになりました。密植栽培の支柱立ては麻紐で固定するとやりやすいです。
定植から2ヶ月たってくると葉の切れ込みが少し深くなっています。肥料が少し足りなくなってきてるのかもしれません。



1.4 8月(定植3ヶ月)のオクラ密植栽培:収穫最盛期、肥料が切れてくる
オクラ3ヶ月になれば株も安定してオクラをたくさん収穫できます。先端に花が咲いたり葉が細くなるのは肥料切れのサインです。随時追肥もしていましたが、足りなかったのかもしれません。



1.5 9月(定植4ヶ月)のオクラ密植栽培:秋の摘葉、摘心作業
多めに追肥しても苗がなかなか復活しなかったので、思い切って上の部分は全て摘葉と摘心して脇芽を育ててみました。花も咲いたのでもう少し楽しめそうです



1.6 10月11月のオクラ密植栽培:種取り用のオクラ育成
10月が全く作業ができなかったので空白の期間がありました。脇芽から育ったオクラも大きくなっていたので種取り用として育てることにしました。
オクラの種を採るタイミングが分からなかったのでとりあえず1つ早めかもしれませんが、種を採ってみることにしました。少し白いので早かったかもしれません。来年こちらの種でも育てて検証してみようと思います。



1.7 12月1月のオクラ密植栽培:種取り用のオクラ育成
11月に採取した種はまだ白かったのでさらに放置して種取りをすることにしました。しっかり黒くなるまで待って種取りをしました。種も大分黒くなって種ぽい感じになりました。



2.オクラの密植栽培の収穫量

今回こちらで育てた密植栽培で育てたオクラの収穫数は51本でした。5株を1箇所に育てたので1株辺り10本位になりました。追肥にもう少し気を使えば収穫量は増えそうな予感があります。
底面給水のプランターではないので同じ条件ではないですが、もう1つのプランターで育てたオクラは1株辺り4本位だったので密植栽培は成功したのではないでしょうか
3.底面給水型プランターの水持ちを検証
底面給水型プランターはプランター栽培の弱点である水切れを防止するプランターになります。どの位効果があるかを検証するため、同じ期間水やりをせずに放置してみました。
結果としては、普通のプランターは底面給水より早く水切れがおきたため底面給水型のプランターは効果があるのかなと思います。



4.しま農研的オクラの栽培方法
しま農研ではオクラの密植栽培を記事にしています。今年、オクラの密植栽培しようという方はこちらを参考にしてみてくだださい。
5.まとめ
今年初挑戦したオクラの密植栽培でしたが、結果的には大成功。栽培スキルが上がっていることもありますが、去年地植えで育てた時よりたくさん収穫することができました。
来年もチャレンジしてみようと思います。検証課題は採取した種の生育検証と適切な追肥タイミングを掴んでみたいと思っています。
しま農研では家庭菜園を楽しみながら気ままに実験しようと思ってます。そちらの様子はこちらにまとめてますので参考にしてください。
読んでいただだきありがとうございました。
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