しま農研の家庭菜園研究ノート【スナップエンドウ・絹さや編】

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スナップエンドウと絹さやの栽培レポートのアイキャッチ画像。家庭菜園で育った緑の莢と葉が写り、しま農研の研究ノートシリーズとして紹介されている。 菜園レポート

スナップエンドウや絹さやは、
秋に植えて冬を越し、春に一気に成長するタイプの豆です。

寒い季節にも、ゆっくりと育つ姿を見られる野菜で、
あたたかくなる頃には、かわいい莢をつけてくれます。
夏野菜よりも早く収穫ができるのも魅力です。

しま農研では、毎年すこし条件を変えながら育てています。

この記事は、実験や気づきを残していく“更新型ノート”。

うまく育った年も、少し失敗した年も、
そのまま記録として残します。

これから育てる人や、
来年また育てる自分のヒントになれば嬉しいです。

しま農研
しま農研

しま農研の春のおとずれを感じさせてくれる。
スナップエンドウや絹さや!春の癒し

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1. しま農研スナップエンドウ栽培ヒストリー

スナップエンドウは、しま農研では2022年から毎年育てている
定番の野菜のひとつです。

特に豆類は収穫してすぐが一番美味しい。
同じ品種でも、市販のものと家庭菜園の採れたてでは
甘さが全く違います。

しま農研でも毎年、ちょっとした失敗や気づき、
小さな成功を繰り返しながら育てています。

この章では、そんな“育ててきた歴史”をまとめていきます。

2022年:スナップエンドウ・絹さや初栽培の結果は・・・

2022年スナップエンドウの初期栽培レポート。失敗した株や少ない収穫など、栽培初年度の経験が写真で紹介されている。

2022年のスナップエンドウ・絹さや栽培は、
まさに“手探りで始めた最初の年”でした。

最初に9月に植えた苗は、
タイミングが早かったのか、管理不足だったのか…
気がついた頃には枯れてしまいました。

そこから気持ちを切り替えて、11月に再チャレンジ。

冬の間は「これ、本当に育つのかな?」と不安でしたが、
春になると花が咲き、かわいい莢がつき始めました。

収穫量はまだ少なめでしたが、
自分で育てた豆をひとつ収穫できた瞬間は、
小さくても確かなよろこびでした。

この年は

「育ち方と越冬の感覚をつかんだ年」

そんなことを実感したシーズンでした。

2023年:スナップエンドウ栽培の結果は・・・

2023年のスナップエンドウ栽培記録。雪の降る環境でもプランターで収穫できた結果を写真付きでまとめたもの。

2023年のスナップエンドウ栽培は、
少し余裕が出てきた“2年目のチャレンジ”でした。

この年は、苗ではなく種からスタート。
10月に播種し、ゆっくり発芽を見守りながら、
本数も増やして育ててみることにしました。

冬には雪が積もる日もあり、
「大丈夫かな…」と心配になる瞬間もありましたが、
植物の強さに助けられ、無事に越冬。

春にはしっかりツルを伸ばし、
前年よりずっと多くの莢が収穫できました。

まだまだ改善点はありますが、

「プランター栽培のコツを少し掴めた年」

そんな手応えのあるシーズンでした。

2024年:スナックエンドウ栽培の結果は・・・

2024年のスナップエンドウ栽培は、
これまでの経験をもとに、ひとつステップを上げた年でした。

この年は、プランターだけでなく地植えにも挑戦。
さらに、苗ではなく“直まき”で育ててみることに。

寒さの厳しい日もありましたが、春が近づくにつれ
ツルが勢いよく伸び、ネット全体を覆うほどに成長しました。

そして迎えた収穫期。
収穫量はなんと400本以上。
1ヶ所あたりの収穫量は、プランター栽培の約2倍。
「環境の違いでこんなにも差が出るのか」と驚いた年でした。

この年はまさに、

「地植え栽培で収穫量の違いを実感した年」

そんな、ひとつ壁を越えたようなシーズンでした。

しま農研 スナップエンドウ・絹さや栽培データまとめ

毎年の栽培データを一覧にしました。
この記録を積み重ねて、今後の栽培計画や比較に役立てていきます。

品種栽培環境植付箇所植付初収穫日撤去日収穫量
2022スナックエンドウプランター(1個)2ヶ所11/153275/315本
2022赤花絹さやプランター
(1個)
1ヶ所11/153/275/385本
2023スナップエンドウプランター
(3個)
6ヶ所11/114/226/2265本
2024つるありスナックプランター
(2個)
3ヵ所11/174/225/5106本
2024つるありスナック地植え
(6ヶ所)
6ヶ所11/174/225/11417本

📍さいごに

この比較は、来年以降の育て方だけでなく、
「環境でどれくらい育ち方が変わるのか?」 を知るヒントになっています。

今年も引き続き、条件を変えながら育てていきます。
このノートは、毎年アップデートしていきます。

2.写真でたどるスナップエンドウの成長カレンダー

しま農研で実際に育てたスナップエンドウの、成長推移をカレンダー形式でまとめました。
追肥・仕立て・収穫のタイミングを視覚的に把握できるので、来年の栽培計画づくりにも役立ちます。

しま農研
しま農研

スナップエンドウは、暖かくなる4月頃から一気に動き始めます。
写真で並べてみると、その変化がわかりやすいんです

2024年プランターのスナップエンドウ栽培のタイムライン

2024年のスナップエンドウをプランターで育てた時の栽培記録。植え付けから越冬、剪定、収穫までの手順が写真付きで整理されている。

こちらは、しま農研で育てた
2024年のスナップエンドウ(プランター栽培)の記録です。

種まきから収穫までは約6か月。
秋にスタートして冬を越し、春に一気に成長します。

このタイムラインでは、
作業のタイミングと植物の変化を月ごとにまとめました。

栽培スケジュールを立てるときや、
「今やることは合ってるかな?」と迷ったときは、ぜひ参考にしてください。

2024年地植えのスナップエンドウ栽培のタイムライン

2024年のスナップエンドウをプランターで育てた時の栽培記録。植え付けから越冬、剪定、収穫までの手順が写真付きで整理されている。

こちらは、しま農研で育てた
2024年のスナップエンドウ(地植え栽培)の成長記録です。

プランターと同じく、秋に種をまいて冬越し。
春になると、一気に成長し収穫期を迎えました。

地植えは土の量や根張りの余裕があるため、
株の育ち方・収穫量ともにプランターより力強く変化します。

月ごとの作業と植物の様子を並べているので、
地植えに挑戦するときの成長イメージや作業タイミングの指標にお使いください。

しま農研
しま農研

スナップエンドウは、「冬は静か」「春に爆発」の成長パターン。
焦らず、季節のリズムに合わせて育てるのがコツです。

降水量(mm)平均気温(℃)最高気温(℃)最低気温(℃)日照時間(h)
11月82.013.717.810.2158
12月0.58.113.23.8233
1月26.06.611.62.6206
2月6.56.512.01.9217
3月153.010.716.06.2168
4月154.515.620.711.2178
5月206.019.223.615.5145

👉 2024年の東京での気象庁データです。気象条件×実際の成長データを並べると、自分の地域に合わせやすくなります。

スナップエンドウ月別収穫データ

月ごとの収穫数をまとめました。

スナップエンドウは短期勝負の野菜で、
特に 4月下旬〜5月上旬がピーク。

「いつどれくらい採れるの?」の目安として、
来年以降の栽培計画にも役立ててください。

品種栽培環境植付4月5月合計
2024つるありスナック地植え11/1727本390本417本
2024つるありスナックプランター(2株)11/1710本34本44本
2024つるありスナックプランター(1株)11/1722本40本62本

3.しま農研の小さな実験室

「しま農研の小さな実験室」では、
育てている途中で気になったことを、
“ちょっと試してみる” 気持ちで実験しています。

水の量、追肥のタイミング、株間、支柱の形、地植えとの違い……
ほんの少し条件を変えるだけで、
植物の表情や育ち方がガラッと変わることがあります。

ここでは、スナップエンドウ栽培の中で見つけた

  • 「やってみたら意外とうまくいったこと」
  • 「これはイマイチだったこと」
  • 「気づき・比較・観察メモ」

をそのまま残していきます。

正解がひとつではない家庭菜園だからこそ、
この記録が、あなたの“試してみたい”につながったら嬉しいです。

3.1 スナップエンドウの莢への成長記録

スナップエンドウの花から収穫までの成長過程を4月のタイムライン形式でまとめた観察記録。

花が咲いたあと、最初の莢が見えるまで約10日。
そこから一気に莢が増えて、花が咲いて約2〜3週間で収穫期に突入しました。

特に感じたのは、

「莢がつき始めてからのスピード感がすごい」

ということ。

のんびりだった冬越し期間とは違って、
春の光と気温がスイッチになり、一気に成長するのが印象的でした。

3.2 プランターに「1ヶ所植え」と「2ヶ所植え」では収穫量が増えるのは?

同じサイズのプランターで
植える株数によって収穫量が変わるのか?
試してみました。

 

📌 実験条件

  • 使用プランター:標準サイズ(※画像と同等)
  • 同じ日に植付・同じ環境
  • 株数のみ変更
     ➡ ①1ヶ所植え
     ➡ ②2ヶ所植え

 

プランターに1株植えた場合と2株植えた場合のスナップエンドウの育ち方比較。収穫数は1株植えのほうが多い様子。

📊 収穫結果

植え方株数収穫本数
1ヶ所植え1株62本
2ヶ所植え2株44本

 

🔍 考察

一見、

本数が多い=収穫量が増える

と思いがちですが、結果は逆でした。

理由として考えられるのは👇

  • 根が張れるスペースが少なくなる
  • 栄養・水分が分散され、生育が進みにくい
  • つるの伸びが弱く、莢のつき数が減った可能性

つまり、密植=増収ではないということが分かりました。

 

💡 まとめ

👉「数よりスペース」
👉「プランターは根量が制限になる」
👉「余裕を持って植えた方が実が多い」

 

📝 しま農研メモ

初心者ほど「せっかくだし多く植えたい…」と思いがちですが、
プランター栽培は ゆったり育てた方が結果につながることも多いです。


しま農研
しま農研

植える数を減らすのは勇気がいるけれど、
野菜の世界では「余白」が力になることも

3.3 剪定中につるを折れた時

スナップエンドウのつるは細く柔らかく、
横方向の力に弱い植物です。

そのため、誘引(つるをネットに固定する作業)のときに、
うっかり折れてしまうこともあります。

しま農研も何度か経験しました。
そこで、折れたつるがどう成長するのか観察してみました。


🔍 観察結果

スナップエンドウの誘引時に折れたつるの写真と、その後わき芽から新しいつるが伸びて回復した様子。
  • 折れた部分はそのまま乾燥
  • しかし、根元側から新しい芽が伸びてくる
  • 約1~2週間で折れたのがわからないくらい回復

つまり…

🌱 折れた=即アウトではない。回復力あり。


📌 結論

多少折れても大丈夫。
でも、できればゆっくり丁寧に誘引するのが安心です。

3.4 スナップエンドウの葉が食べられている時の対策

冬〜早春のスナップエンドウで、
「葉っぱだけ食べられている」「虫が見つからない」
ということがときどきあります。

しま農研でも同じ現象が起き、最初は虫を探しましたが見つからず…。
どうやら、ヒヨドリなどの野鳥が原因の可能性が高いようでした。

特にこの時期は、野菜・雑草・実ものが少ない季節。
小さく柔らかいスナップエンドウの葉は、鳥にとって格好のごはん…
ということかもしれません。


🐦被害があるとどうなる?

若い葉が食べられてしまうため、

  • 成長が遅れる
  • ツルが伸びにくくなる
  • 収穫量が減る可能性がある

と感じました。

「見つけたらすぐ対策する」のが良さそうです。


🧪しま農研で試してみた対策:CD設置

スナップエンドウに鳥害が発生し、対策として100円ショップの鳥よけCDを設置した様子。効果検証の記録。

被害に気づいたあと、
100円ショップで鳥よけCDを購入して設置してみました。

結果としては、

「ゼロではないけれど、多少減ったかも?」

というレベル。

完全に防げたわけではありませんが、
その後の成長と収穫には間に合いました。


🔧次に試したい対策(候補)

対策効果の期待度コメント
CD反射対策★★☆☆☆手軽。動きと光で多少効果あり。
防鳥ネット★★★★☆効果大。ただし手間あり。
きらきらテープ・モビール式★★★☆☆風のある日ほど効果あり。
木酢液など★★★☆☆匂いによる忌避効果あり。
しま農研
しま農研

「これをすれば絶対防げる!」というより
“状況に合わせて調整する” のが大事。


4. スナップエンドウの栽培方法

前章では、しま農研がこれまで育ててきたスナップエンドウの記録や、
小さな実験から見えてきた学びを紹介しました。

ここからは、その経験をベースにした
プランター栽培の基本ステップをまとめます。

「まず何をすればいい?」
「どの時期に何をするのが正解?」

そんな疑問に答えられる内容になっています。

👉 より詳しい管理方法や季節ごとのチェックポイントは
別記事 「プランターでのスナップエンドウの育て方」でまとめています。

これから育てる方は、あわせてチェックしてみてください。

5.まとめ

スナップエンドウは、種をまいて、冬を越えて、
春になると一気に伸び、そして一気に収穫時期を迎える——
そんな“季節と育つ野菜”です。

最初はうまくいかなくても大丈夫。
環境ややり方を少し変えるだけで、収穫量や育ち方は驚くほど変わります。

しま農研では、これからも実験や観察を重ねながら、
栽培のコツや気づきを更新していきます。


また、しま農研ではスナップエンドウ以外にも
さまざまな野菜の栽培レポートを公開しています。

「しま農研の栽培レポートガイド」では、
それぞれの野菜の成長記録や管理方法を一覧形式で整理しているので、
気になる野菜のページもぜひチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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